海外に出て人生も価値観も変わらないけど「本当の自分」はよくわかった




留学エージェントや旅行会社や海外移住の広告でよく見かける「人生変える」「価値観が変わる」というキャッチコピーについて、いつも懐疑的な気分になってしまうのですが、あなたはどう思いますか?

 

私は海外に無駄に長く住んでいるんですが「人生も価値観もそう簡単には変わらなくね?」とつねづね思っているんで、この記事で深堀してみましょう。




数日、数週間、数年の海外体験では価値観も人生も変わらないよ

価値観とか人生とか人生観とかね、ふんわりした言葉じゃないですか。じゃそれって何?って聞かれても答えはあってないようなもので。

 

自分の考え方って結局は親や学校の教育、周りの環境で作られたものであって、日本のそれは企業で働くサラリーマン・OLを量産する画一的なもの。

 

海外旅行や短期の留学、数年の海外勤務じゃそうそう簡単に価値観が変わるはずもなく、「海外行ったら人生変わった~!」「価値観変わった~!」ってのは、「日本で第三者に植え付けられたもの」がはがれたんじゃないかな、と思うのです。

 

もしくは、いわゆる「海外かぶれ」「外国かぶれ」っていうんですか。ちょっと海外で暮らしていた経験に良い意味でも悪い意味でも影響を受けすぎてしまった状態ですね。

 

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私の海外生活はもうすぐ丸18年になりますが、人生や価値観が変わったかどうかなんてわかりません。

 

多少、英語が話せるようになり、外国人のパートナーと生活をし、英語環境での仕事も経験してきました。でもね、これって別に日本国内でも実現できることですよね。

 

話は少し脱線しますが、私が価値観や人生観ががらっと変わったきっかけは「死ぬかも」と本気で恐怖を感じた飛行機での火災事故でした。

やりたいことが見つからない?「明日死ぬかも」という思いで好き勝手に生きればいいんだよ

2017.11.06

海外で人生や価値観が変わるんじゃなくて「本当の自分」が表面化するんじゃないかな

で、ですね、海外に来ると自分で意識しなければ日本の情報って入ってこないんですよ。

 

私がシドニーに到着した当時はYoutubeもTwitterもFacebookもなかった時代だったので、けっこうオーストラリア生活にどっぷり浸かって生活してました。

 

そうなると、今まで当たり前のこととして信じてた日本の常識とか風習にとらわれずに自由なものの考え方になっていくんです。少しずつ少しずつ。

 

人の目も気にしなくなってきます。日本でいう「世間」というつかみどころのない言葉にどれだけ消耗していたか、に気づかされました。

 

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これってさ、「海外に出て変わった」というより、「本来の自分が表面化した」という表現の方が私はしっくりくるんですよね。

 

性別や年齢で世間が当たり前とする生き方の型にはまる必要はないんだな、と。

 

私は30過ぎてから専門学校に戻り、30半ばで夫婦別姓の事実婚をし、40で正社員を辞めて「中年引きこもりニート」となりました。

 

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当事者の私は「なかなか良い人生だ」と思っているので外野からの意見は華麗にスルーです。

海外で価値観・人生変わるのか?答え合わせは急がなくていい

「人生変えたい」「価値観変えたい」という前提で海外にきたところで、実はそんなに変わらないんです。

 

やっぱね、自分はいつまでたっても自分なんですよ。

 

海外に来ても、年をとっても私は「働くのだるい」「できれば人と関わりたくない」「外に出るの面倒くさい」っていう根底の部分は変わらないんです。

 

日本で押さえつけられてきた「本当の自分」が海外生活の中でで表に出てきたってだけで、素の部分はまったく変化はありません。

まとめ

キラキラした人たちが口をそろえて言う「人生変わる!」とか「価値観がひっくり返った!」は真に受けず、「そういう人もいるんだな」くらいに受け止めておいた方がいいよ、ってこと。

 

向上心があって「現状を打破したい」と考えている方であれば海外に出るのは良い影響を与えてくれるかもしれませんが、そういう方は私のブログなんて読んでちゃだめです。

 

シドニーにいるっていうのに、毎日二度寝と昼寝、日向ぼっこの隠居生活のような暮らしですから。

 












ABOUTこの記事をかいた人

静岡県からオーストラリア・シドニーへ海外移住した元保育士。現地での仕事を辞めて、ゆるゆると心地良い引きこもり生活の真っ最中。事実婚パートナーの中華系マレーシア人との適度に適当な暮らしをブログで綴ります。