日本に住めない理由は異常な同調圧力が気持ち悪いから

「将来は日本に帰る?」とか「ずっとオーストラリアに住む?」といった話題はよく日本人との会話でよく上がります。

 

私の場合は、オーストラリアでは「永住権」(居住の許可)で暮らしていますが、「市民権」(国籍をオーストラリアに変更)ではありません。

 

だから日本に永久帰国しようと思えば、手続き無しで日本に戻ってこれる。パートナーがマレーシア人なので、マレーシアに住む可能性もなきしもあらず。

 

今のところは大丈夫だけどオーストラリアの生活に限界を感じたら、私はどこに住むんだろう、、、

 

と、考えたとき、行き着く結論はいつも、

 

日本は、、、無理だな、、、

親の介護とかやむを得ない事情で日本に帰ることはあるかもしれないけど、たぶんすっごくストレスを抱えて暮らすことになるのは容易に想像できます。

 

日本は素晴らしい国だし、日本人は素晴らしい。

そこに馴染めないのは私の問題です。

だから、日本でちゃんと働いて、ちゃんと暮らしている人たちは私が持っていないメンタリティの強さや忍耐力や勤勉さを持っているんだなぁと素直に思います。

私はできなかったから。

 

でも。

でもですよ?

もし、これを読んでいるあなたが、程度はどうあれ今の日本で行き辛さを感じているのであれば、それは私も同じように感じていた「同調圧力」のせいかもしれません。

 

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日本の異常な同調圧力

同調圧力(どうちょうあつりょく 英: Peer pressure)とは、地域共同体や職場などある特定のピアグループ(英: Peer group )において意思決定を行う際に、少数意見を有する者に対して暗黙のうちに多数意見に合わせることを強制することを指す。
(出典:Wikipedia-同調圧力 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E8%AA%BF%E5%9C%A7%E5%8A%9B)

多数派がでかい顔をして、少数派の意見はその影に隠れてしまう、周囲に合わせなければならない、周りと違うことをしていると叩かれる、、、、

 

もうね、幼稚園のころから「みんなと一緒」を叩き込まれるじゃないですか。学校行事だって半強制的に参加させられるし、遠足や週が旅行でも団体行動を強要される。

嫌で仕方がなかったけど、教師に対して「No」と意見してはいけない雰囲気というか、なんか上手く洗脳されていたんだなと思います。

 

100人いたら、100通りの生き方があっていいはずなんです。大多数の人が選ぶ道が私にとって、あなたにとって幸せとは限らないですよね?

 

高校卒業後、「就職」か「進学」かの2通りの選択肢しかないのも、

湿気の多い国なのに、サラリーマンが何の疑問も持たずビジネススーツを着用するのも、

女の子がみんな同じ服装に同じメイクをほどこしていることも、

お金持ちを妬み、貧乏人を蔑む「中流階級でいたい」ことも、

ベビーシッターを雇わずに母親が家事・育児の大半を担わなければならないことも、

 

な ん か お か し く な い?

 

「和を重んじる」のではなく、同調圧力によって「和を異常に重んじすぎていると思うのです。

 

おかしなことを「おかしい」と言えない同調圧力

最初に断っておくと、私の日本の実家はクソ田舎なので、都会にお住まいの方には当てはまらない事例かもしれません。

 

町内会では近所にある川をみんなで掃除をする「川掃除」の日が週末にあるんです。

 

いやいやいや、市民税だって払っているんだから、「川」の掃除は公務員、もしくは市が手配した清掃業者の仕事でしょ?と思いません?

 

で、ですね、

その川掃除に参加しないと、「出不足料」という罰金を払わなければならないんですよ。

(ぜんぜん関係ないけど、「出不足料(でぶそくりょう)」が「デブ測量」を変換されてちょっと笑った)

 

川掃除だけでなく、お祭りやら神社の清掃やら声掛け運動やら、なんやかんやで、60代、70代、80代の高齢者が町内会活動に駆り出されるわけです。(若い人はほとんど住んでいない地域なので)

 

今では、「もうやめよう」「おかしいんじゃない?」と誰も言えない田舎の同調圧力は気味の悪さすら感じます。

 

そんな場所に私は25才になるまで住んでいました。「みんながやっていることは正しい」という同調圧力という名の洗脳が解けるまでずいぶん時間がかかりました。

 

自分の考えや感性よりも「世間からどう見られるか」を重視する環境で育ってしまうと、「その場から離れる」ことでしか、その状況がどんなに異常だったのかわからないんですよね。

同調圧力に流された故の悲劇

日本で暮らすのであれば「学校を卒業して、就職して、結婚して、マイホームを購入し、子どもを育てる」というモデルプランに自分を当てはめて生きれば楽なんだと思います。

だって、幼いころから「みんなと一緒」を叩き込まれてきたから、とりあえず周りと足並みそろえてれば、幸せか不幸かはともかく、安心感は得られるのですから。

 

ただ、そのモデルプランに価値を感じない人だっているんです。

向き不向きだってあるんです。

 

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自分の「向き不向き」「適材適所」はうんうん唸って時間をかけて考えることなのに、「世間が喜ぶ生き方」に、いとも簡単に同調していくのってどうなの?考える隙を与えない学校や家庭やマスコミはどうなの?

 

自ら命を絶つ若者の増加、うつ病患者の増加、離婚率の増加、我が子への虐待の増加、貧困家庭の増加、、、悲しい事件、出来事が次々と起こる現状が日本を襲っています。

 

結婚・仕事・子育てに向いてなかった人が深く考えずに、「みんなと同じ道」を選んでしまったから、というのも一つの理由なのではないでしょうか。

まとめ

普段の生活の中で、「変だな」と思った感性は大切にしていいんです。

 

同調圧力を発する人やその流れに乗ってしまう人は、心の底に不安を抱えていたり、自分の言動に自信が持てないから、周りに自分と似たような人がいることで安心するのだと思います。

 

そのような人たちに、同調し続けて無難な人生を歩んで、上手くいかなかったら「あんたが悪いんでしょ」と次は「自己責任」を問われる、、、

 

なんだか理不尽。

 

そんな暮らしに息苦しさを感じたら、「いつも付き合っている人から離れる」「住むところを変える」「仕事を変える(辞める)」「一人旅に出る」「海外に出て違う価値観に触れる」

 

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何か行動を起こしてみることで状況は変わります。同じような気持ちを抱えて生きていた仲間も増えます。

あなたの心身が壊れてしまう前に、今の場所から少し距離をとって「意味のないルールがない環境」にどっぷりつかってほしいと思います。

 

私は、

25歳の時にノリでワーキングホリデーでオーストラリアで暮らし始め、様々な価値観が普通に認められている雰囲気に日本にない心地よさを感じ、

「絶対ここに住もう」と決めました。

そして、勉強して、働いて、どうにか人並みに暮らせるまでの基盤を作りました。

 

で、40歳の時に、「働くの面倒くさい」という自分の感情に正直に従い、無職になり現在にいたります。

「大人は働かなきゃいけない」という同調圧力を華麗にスルーできました。



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