【不寛容社会】炎上・バッシング・他人叩きに興じる日本人ってどうなの?

世の中の大半のことは自分に直接関係のないこと、と思っているので世間を騒がすニュースにどんどん疎くなっていきます。

 

だから、日本に一時帰国する前は、「ちょっとは日本のことも知っておこう」と思って、ニュース番組やワイドショーなどをネットで見るのですが、「やっぱり必要ないわー」と、途中で見るのをやめてしまいます。

 

私の受け取り方が悪いのかもしれませんが、政治家や芸能人の不祥事をおおげさに取り立てて、「ほ~ら、この人はこんな悪いことをしたんですよ~、みんなで攻撃しちゃいましょ~」とけしかているようにしか見えなくて、、、

 

不祥事だけでなく、有名人の結婚、離婚、妊娠、不倫も、どーでもよくないですか?

どーでもいいことを、「コメンテーター」という謎の職業の人がさも一大事のことかのように解説をし、ご丁寧に当事者の情報や行動を示したパネルを作りってことこまかに説明したり、、、、

 

「くそどうでもいい」としか思えないのですが、これは普段日本に住んでいないからでしょうか。

 

大なり小なりミスをおかしてしまった人をぼこぼこに袋叩きにしているよう感じるんですよ。

 

「文句を言っても文句を言われない誰か」、そんな対象を血眼にして探し出し、つるし上げ、攻撃する。

これぞまさに「不寛容社会」

スポンサーリンク

不寛容社会って何?

[名・形動]心がせまく、人の言動を受け入れないこと。他の罪や欠点などをきびしくとがめだてすること。また、そのさま。

「そのさま」がワイドショーやネットの炎上案件ですね。

 

当事者でもあるまいし、なぜそこまで「当事者意識」を持てるのでしょうか?

他人の不正や不祥事を批難することってそんなに楽しいのでしょうか?

なぜマスコミは国民の怒りを異常なほどあおるのでしょうか?

 

と、いろんな「?」が浮かんできてしまい、そっとテレビの電源をオフにする、そんな一時帰国期間です。

「怒る」対象を常に探している?

他人に対してバッシングしたり批難することでしか、自分の価値を見出せない人だっています。

 

ストレスや不平不満を抱えていたり、単調な生活に飽き飽きしていたりすると、他人の動向が気になって仕方がなくなってしまいます。

 

ワイドショーを見ていると、家庭に不満があるけど経済的に離婚が言い出せない専業主婦にむけて番組編成を行っているのでは?とおかしな詮索までしてしまうのですが、あながち間違った推理ではないと思います。

 

自分の人生にはまったく関係ない人の不倫騒動の動向を夢中になって追いかけ、他人に対して「怒り」の感情を持つことで、自身のストレスを発散、「この人より私はましだ」と現在の状況を無理やり正当化させる、、、、これを毎日の生活の中で繰り返している、そんな主婦像が目に浮かびます。

 

また、前職の同僚もなぜかアメリカ大統領選の候補者の政策について怒りを顕わにしていました。そんな海を越えた選挙権のない国の選挙のことについてなぜ感情的になれるのだろう?と思っていました。

 

今思えば、目の前にある山積みになった問題を見て見ぬふりをしたかったんですね、きっと。ワイドショーを夢中になって見る人も、ネットの炎上劇に加担する人も、今の生活に何かしらの問題を抱えている人たちなのです。

 

日本の電車や日系航空会社が、ほんの数分到着や出発が遅れただけで、「お急ぎのところ申し訳ございません」と謝罪するのは、その遅延が「怒りをぶつける対象」になっては面倒だ、というのもあるんじゃないかなと思います。

 

オーストラリアの公共交通機関も航空会社もちっとやそっとの遅延じゃ絶対に誤りませんし、何分遅れようが怒りをぶつける対象にはなりません。

他人の行動が気になる日本人の「同調圧力」の闇

「みんな同じ」を美徳する日本の風習の中では、「みんなと違うこと」をしている人たちは批難される傾向にあります。

関連:日本に住めない理由は異常な同調圧力が気持ち悪いから

 

本当はうらましいのに、本当は自由に生きたいのに、本当は人の目なんか気にしたくないのに。

でも、できない。

 

できない理由を正当化するためには、「みんなと違うこと」をしている人たちに対し、「不寛容」な態度をとるしかないんです。

 

いちゃもんをつけることによって、「自分のほうがえらい」「自分のほうが正しい」と思い込んで生きていく人生を自ら選びとったその先に本当の幸せってあるのでしょうか。

 

結局、自分の幸せを外に求める「他人軸」と自身の内に求める「自分軸」の違いで、どちらが幸せになれるかは言うまでもなく後者ですよね。

まとめ

「センテンススプリング」のハーフタレントの件も、「このハゲー!」でおなじみの女性議員も、Youtubeを利用して離婚劇を繰り広げた女優さんも、世論にボッコボコにされました。

(ちなみに「このハゲー!」は海外のメディアでも報道されていました)

イライラしている、むしゃくしゃしている人たちにとっては格好のターゲットだったんだと思います。

 

でもね、直接被害を被っていないのに、あーでもないこでーもない言うのは、ちょっと違うかな。

 

それに。

「保育園の騒音問題」や「電車のベビーカー問題」

このくらいのことを寛容できなくてどーするの?子どもが育てにくい日本で、それでも頑張って子育てしているお母さんたちが本当に気の毒。

 

ちょっとしたミスや不具合のクレーム処理をしなければならない店員さんやサービスデスクのスタッフも理不尽さを感じているでしょう。

 

完璧な人間、完璧なサービス、完璧な環境はないのだから、みんなで「おたがいさま」と許しあえる日は訪れるのでしょうか。



スポンサーリンク



スポンサーリンク