【オーストラリアの森林火災】日本のメディアで報道されない現状に思うこと

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この記事では日本のメディアが「オーストラリアの山火事」について報道しない(少ない)現状について思ったことをお伝えしたいと思います。

 

オーストラリアは現在、森林火災(山火事)の被害が拡大しています。

 

1月5日の現時点での被害状況は

  • 24人死亡
  • 1400件以上の民家が崩壊
  • 1000万人以上の人々が煙による大気汚染で体調に影響
  • 5億匹の動物が死亡
  • 8000匹のコアラが死亡
  • 550万ヘクタールの森林が消失(ベルギーの面積・日本の九州を四国を合わせた面積と同じくらい)

 

先日、こちらのツイートをしました。「ほとんど報道されていない」とのリプライやメッセージをいただき、いろいろと考えさせられてしまった、、、というより「モヤっ」としたという感情の方が正しいのかもしれません。



オーストラリアの森林火災を取り上げない日本のメディアへの疑問の声

オーストラリアの火災を報道しないメディアに対し疑問視する人たちの声です。

 

 

 

お正月の特番やカルロス・ゴーンの海外逃亡、浜崎あゆみの出産やら木下優樹菜の離婚やら、、、テレビ制作側・人々の興味・関心ともにオーストラリアの山火事にはたいして向けられていないのが現状です。

オーストラリアの山火事で被害にあっているのは「コアラ」だけじゃない

それでも日本のニュースでオーストラリアの森林火災の報道はゼロではありません。

しかし、視聴者ウケを狙ってかフォーカスされるのは「コアラ」が多い印象なんです。

 

 

もちろん山火事による野生動物への被害も深刻です。

数千匹のコアラは迫る火から逃げ遅れ、すでに絶滅の危機とされているニュースを聞き心が痛みました。

 

でもね、コアラも亡くなってるけど、人も亡くなっているんです。

 

家が燃えてなくなってしまったしまった人もいれば、火に囲まれて海へ避難した人、大気汚染で気管支炎の疾患に苦しむ人だっている。

 

コアラやカンガルーだけじゃない、人間だって深刻な被害を被っていることを知ってもらってもいいんじゃないか?と思うんです。

ネットではハッシュタグ「#PrayForAustralia」がトレンド入り

一方、ネットの世界ではオーストラリアへの祈りを表すハッシュタグ「#PrayForAustralia」が多くの人々によって使われ始めました。

 

 

もし、ほんの少しでもオーストラリアの山火事の現状に関心があったら、ツイッターやインスタで「#PrayForAustralia」で検索してみてください。

最後にお伝えしたいこと

遠く離れたよその国で何が起きてるかなんて興味がないのは当たり前だし、私も日本にいたらオーストラリアを含め、海外ニュースには関心がなかったでしょう。

 

日本国外での自然災害は「自分事」としてとらえることができないのはしかなたないこと。

 

メディアはボランティアじゃないから視聴者の興味・関心があることを報道しなければならない、ってことも、スポンサー企業との兼ね合いもある、ってことも理解できます。

 

でも。

 

テレビから「受け身」で情報を得るだけでなく、

  • 世界で何が起こっているか「知ること」
  • 自分から情報を取りにいくこと

も大切なのではないかな、と思うんです。

 

別に「募金しろ」とか「ハッシュタグ使ってツイートしろ」とか言いたいわけじゃないし、「環境問題」とか「野生動物の生態系」について語るつもりもありません。

 

私はそこまで意識が高い人間じゃないですから。

 

ただ、これは「我がまま」と捉えられるのかもしれませんが、私はあなたに「オーストラリアで何が起きているか」を純粋に知っていて欲しい。

 

私のことを心配しなくてもいいし、構うこともしなくていいし、無事を確認する必要もありません。

 

そういうんじゃくって「オーストラリアが今、大変なことになっている」とあなたが認識してくれるだけでいいんです。

 

 

※山火事が起きている場所の検索・シドニー観光への影響などはこちらの記事にまとめました。オーストラリアを訪れる予定がある方はご参照くださいませ。

【関連記事】【現地より】シドニーの山火事の現在と旅行・観光に及ぼす影響【2020年最新】