オーストラリアのロックダウン緩和開始! 解除される制限は?【5月20日更新】




※5月12日更新 各州のロックダウン緩和における一部解除の具体的な施策を追記しました。

※5月20日更新 6月1日より州内の旅行が許可されます。

 

オーストラリアは1か月以上のロックダウン政策で新型コロナウイルスの新たな感染者の押さえ込みに成功しつつあります。

 

新たに確認される感染者数は2桁台(今日5月6日は26名)まで減少。

 

5月に入り、州ごとにロックダウンの緩和・一部解除の発表が開始されました。

 

日々、状況は変化しますが、現時点(5月6日)で緩和措置が取られる外出規制・行動制限についてお伝えします。

※最新情報は各地域の領事館のサイトでご確認ください。

 

オーストラリアの新型コロナウイルスの感染者数・政府の対策についてはこちらの記事にまとました。

オーストラリアの新型コロナウイルス感染者数と政府の対策まとめ【9月25日更新】

2020.01.29




段階的に厳しくなったオーストラリアのロックダウン

オーストラリアのロックダウンは段階的に厳しくなっていきました。

その経緯を簡単にご説明しますね。

 

州ごとにコロナ対策における政策は異なりますが以下が共通する事項です。

 

◆3月20日:オーストラリア国籍・永住権保持者以外の入国を禁止

 

◆3月22日:必要不可欠ではない以下のサービスを閉鎖

  • パブ・酒類販売資格のあるクラブ
  • ジム・屋内スポーツ施設
  • 映画館・娯楽施設・カジノ・ナイトクラブ
  • レストラン及びカフェ(テイクアウト、宅配はOK)
  • 宗教の集会・礼拝又は葬儀施設(政府が規定したスペースが守られればOK)

 

◆3月25日:図書館やスポーツ施設、遊園地などの閉鎖、美容院・結婚式・葬儀などは制限付きで許可

 

◆3月30日

  • 買い物や通勤・通学等をのぞき自宅待機を強く要請
  • 屋外・屋内含め家族以外との集会は2人(自分以外1人)に制限
  • プレイグランド,スケートボード場等閉鎖
  • 高齢者等への自宅での自己隔離を強く要請

 

オーストラリア・コロナ対策【事実上のロックダウン】施設の閉鎖と行動制限の詳細

2020.03.25

オーストラリアのロックダウン緩和、制限解除の例

ロックダウンの緩和・一部解除は州ごとに異なります。

状況は日々変化しますのでここでは一例をお伝えします。

※最新情報は各地域の領事館のサイトでご確認ください。

 

★文中で使われる州の略称。カッコ内は主な都市です

  • NSW州:ニューサウスウェールズ州(シドニー)
  • ACT:オーストラリアキャピトルテリトリー(キャンベラ)
  • QLD州:クイーンズランド州(ゴールドコースト・ブリスベン)
  • WA州:ウエスタンオーストラリア州(パース)
  • VIC州:ビクトリア州(メルボルン)
  • TAS州:タスマニア州(タスマニア)
  • NT州:ノーザンテリトリー州(ダーウィン)

NSW州(主な都市:シドニー)の例

◆5月1日より大人2名とその扶養する子供達が他の家庭を訪問することが可能となります。

他の家庭への訪問時には社会的距離を 1.5 メートル保ち十分な衛生管理を行うことが求められます。

 

◆5月3日発表:不動産のオークションやオープンハウスの内覧を可能とする安全策を検討中

(参照リンク:NSW ready to reopen front door on property inspections and on-site auctions

 

NSW州・NTの最新情報を確認する>>在シドニー日本国領事館公式サイト

※NT(ノーザンテリトリー)はシドニー領事館の管轄となります。

ACT(主な都市:キャンベラ)の例

◆5月1日発表:今週末から食料品等の必需品のみならず必需品以外の物を買うために外出することが可能となります。

ACT州の最新情報を確認する>>在オーストラリア日本国大使館公式サイト

QLD州(主な都市:ゴールドコースト・ブリスベン)の例

5月1日発表:外出可能となるもの

◆自宅から50kmの範囲内で以下のレクリエーション活動

  • ピクニック(同居する家族であるいは個人とその友人1名で)
  • 開園している国立公園の訪問
  • レジャーとしての自動車・オートバイ・プレジャーボート・ジェットスキー及びその他の乗り物の運転・操縦

 

◆親しい友人や家族の訪問(1度に最大2名まで訪問が可能)

QLD州の最新情報を確認する>>在ブリスベン日本国領事館公式サイト

WA州(主な都市:パース)の例

◆屋内外における集会人数制限を2人までから10人までに変更(結婚式や屋外での運動等含む)

WA州の最新情報を確認する>>在パース日本国領事館公式サイト

VIC州(主な都市:メルボルン)

現在、ロックダウンの規制緩和は発表されていません。

VIC州・TAS州・SA州の最新情報を確認する>>在メルボルン日本国領事館公式サイト

【5月8日更新】国全体のロックダウン規制緩和について

5月8日、スコット・モリソン首相は段階的にロックダウンを緩和する「新型コロナウイルスに対するロードマップ」を発表しました。7月に新型コロナウイルスに対して安全な経済を実現するとの目標です。

 

具体的な制限緩和は各州政府が各地の状況を考慮して決定します。詳細は各州政府の発表を確認してください。 

 

オーストラリア政府はこの制限緩和措置を3週間ごとに見直す予定です。

STEP1: 

  • 自宅への来客(最大5名)
  • 職場・公共の場での集会(最大10名)
  • 在宅勤務の推奨
  • レストラン・カフェ,買い物の再開
  • 図書館,コミュニティ・センター,プレイグラウンド,ブート・キャンプの再開
  • 近郊の旅行

 

STEP2:

  • 自宅・職場及び公共の場での集会(最大20名)
  • 在宅勤務の推奨
  • ジム、美容サロン、映画館、美術館、アミューズメント・パークの再開
  • キャラバン・パーク、キャンプ場、一部の州外への旅行

 

STEP3:

  • 集会(最大100名)
  • 職場への復帰
  • ナイトクラブ、フードコート、サウナの再開
  • 全ての州外への旅行
  • ニュージーランドや太平洋島嶼国への旅行、及び留学生の渡航の検討

 

★ロードマップ詳細版>3 STEP FRAMEWORK FOR A COVIDSAFE AUSTRALIA(PDFが開きます)

★ロードマップ簡易版>>Roadmap to a COVIDSafe Australia (PDFが開きます)

 

【参照リンク】豪州における新型コロナウイルス対策の概要(5 月 8 日現在)

【参照リンク】豪首相府発表メディア・ステートメント

【5月10日更新】各州のロックダウン一部解除の具体的措置

NSW州(シドニー)のロックダウン緩和・一部解除

5月15日(金)より州内の規制を以下の通り一部緩和します。

  1. 屋外での10人以内の集会
  2. カフェやレストランでの同時に10人以内の着席
  3. 他家庭への同時に5人以内の訪問
  4. 結婚式への10人以内の参加
  5. 葬式は屋内の場合20人以内,屋外の場合30人以内の参列
  6. 宗教行事への10人以内の参加
  7. 感染防止に注意した上での屋外器具使用
  8. 制限付きでの屋外プール使用

 

※上限人数は子供を含む。

※全ての活動は1.5メートルの物理的距離を確保することが前提。

※以前と同様に通勤・通学・必要不可欠な買い物・通院や介護・運動の目的の外出が許可されます。

【参照リンク】5月15日の規制緩和に関する州政府メディアリリース

 

【5月20日更新】

NSW州首相と副首相は5月20日の記者会見にて6月1日から州内観光旅行を認めると発表しました。

【参照リンク】Holiday travel restrictions to be lifted from 1 June 2020

QLD州(ケアンズ・ゴールドコースト・ブリスベン)のロックダウン緩和・一部解除

5月15日、23:59より州内の規制を以下の通り一部緩和します。

STEP1(5月15日23:59より)

  1. 5人までの自宅への来客
  2. 10人までの職場・公共の場での集会
  3. 在宅勤務の推奨
  4. レストラン・カフェ・買い物の再開
  5. 図書館・コミュニティ・センター・プレイグラウンド・ブート・キャンプの再開
  6. 近郊の旅行

 

STEP2(6月12日23:59より)

  1. 自宅・職場及び公共の場での20人までの集会
  2. 在宅勤務の推奨
  3. ジム・美容サロン・映画館・美術館展アミューズメント・パークの再開
  4. キャラバン・パーク,キャンプ場の再開
  5. 一部の州外への旅行

 

STEP3(日時未定)

  1. 100人までの集会
  2. 職場への復帰
  3. ナイトクラブ,フードコート,サウナの再開
  4. 全ての州外への旅行
  5. ニュージーランドや太平洋島嶼国(フィジー・バヌアツ・パプアニューギア等)への旅行
  6. 留学生の渡航の検討

 

【参照リンク】Queensland Government Media Release

WA州(パース)ロックダウン緩和・一部解除

5月18日より州内の規制を以下の通り一部緩和します。

STEP1(5月18日より)

  1. 屋内外20人までの集会(職場以外)
  2. 屋内20人まで・屋外30人まで結婚式・葬儀の参列
  3. カフェ・レストラン・パブ・バー・クラブ・ホテル・カジノ(お客さんは20人まで)
  4. 20人までのスポーツの集まり
  5. 20人までの屋内外のフィットネスクラブ・最低限の器具の共有
  6. 20人までのスイミングプールの利用
  7. 20人までの宗教施設の利用

 

【旅行が許可されるエリア】

  • South West, Great Southern, Wheatbelt and Perth-Peel regions
  • Mid-West, Gascoyne and Pilbara regions (excluding the biosecurity zone)
  • Goldfields-Esperance region (excluding the biosecurity zone)
  • within Kimberley Local Government areas (the Commonwealth’s biosecurity zone remains in place) (引用:WA’s four-phase roadmap

 

※状況を考慮し、4週間後を目安に次の緩和措置が決定します。

【参照リンク】COVID19 WA Roadmap(PDFが開きます)

ACT(キャンベラ)ロックダウン緩和・一部解除

5月8日より以下のロックダウンの制限が緩和されました。

  1. 屋内・屋外を問わず10人までの集会が可能。自宅で2家族が集まり合計が10名を超える場合は適用除外。屋内では4平米に1人の原則が適用。
  2. 結婚式は式の挙行者を除き10人までの参加が可能。
  3. 葬儀の催行者を除き、屋内の葬儀は20人まで。屋外の葬儀は30人までの参列が可能。
  4. 宗教的な儀式や礼拝所では式の催行者を除き10人まで参加が可能。
  5. 屋外のブートキャンプや接触のないフィットネス活動は機器を共有せず最大10人までの参加が可能。
  6. 不動産のオープンハウスやオークションは10人までの参加が可能。
  7. 公立学校は5月18日から6月2日にかけて段階的に再開。

 

【参照リンク】ACT政府による制限緩和措置の発表(新型コロナウイルス(COVID-19)関連)

SA州(アデレード)ロックダウン緩和・一部解除

5月11日より州内の規制を以下の通り一部緩和します。

  1. 集会(最大10人まで)
  2. 州内における地方への旅行
  3. 州内でのキャラバンパークやキャンプ場の利用
  4. 大学やTAFEでの対面式の教育(クラスの人数は最大10人まで)
  5. 屋外での食事(最大10人まで)
  6. 不動産物件内覧やオークション(最大10人まで)
  7. 非接触スポーツの屋外でのトレーニング(最大10人まで)
  8. 屋外最大30人,屋内最大20人での葬儀(葬儀屋は数に含まない)
  9. 結婚式やその他の儀式(最大10人まで。司祭は数に含まない)

 

【参照リンク】SA州政府発表の3段階の制限措置緩和の「ロードマップ」

TAS州(タスマニア)ロックダウン緩和・一部解除

5月11日より州内の規制を以下の通り一部緩和します。

  1. 20名までの葬儀参列
  2. 施設管理下での高齢者訪問(週に1回最大2名)
  3. 自宅から30km以内の国立公園や保護区の訪問
  4.  TAFEのキャンパスとトレーニング施設開放(少人数の学生グループ)

 

5月18日より

  1. レストラン・カフェ・自治体の施設・図書・公園・プール等、屋内外での集会(10名まで)
  2. 家庭内訪問(5名まで)
  3. 30名までの屋外での葬儀

 

【参照リンク】Tasmanian Government-タスマニア州ロードマップ

VIC州(メルボルン)ロックダウン緩和・一部解除

5月13日より州内の規制を以下の通り一部緩和します。

  1. 自宅への来客(最大5名まで)
  2. 屋外の集会(最大10人まで)
  3. 社会的距離を保った屋外での活動(ウォーキング,釣り,ゴルフ等を含む。最大10人まで)
  4. 結婚式(司祭者と最大参加者10人のまで)
  5. 葬式(参加者は屋内は20人まで,屋外は30人まで)
  6. 宗教などの儀式(司祭者と最大参加者10人まで)
  7. 在宅勤務の推奨

 

【参照リンク】ビクトリア州における制限措置の一部緩和ー在メルボルン日本国領事館

【参照リンク】Statement From The Premier

 












ABOUTこの記事をかいた人

静岡県からオーストラリア・シドニーへ海外移住した元保育士。現地での仕事を辞めて、ゆるゆると心地良い引きこもり生活の真っ最中。事実婚パートナーの中華系マレーシア人との適度に適当な暮らしをブログで綴ります。