コロナが及ぼした新しい生活様式に垣間見る7つのメリット

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今までこのブログではオーストラリアのコロナ事情をお伝えしてきましたが、今回は「新しい生活様式のメリット」について考えてみたいと思います。

 

新型コロナウイルスが及ぼした影響は私たちの生活様式や価値観もガラっと変えてしまうものでした。その中で前向きにとらることができる変化もあったはず。

 

ちなみに私たちが暮らすオーストラリアはすっかり収束ムードです。まだ油断はできませんが・・・

 

◆オーストラリアの新型コロナウイルスの新規の感染数は前日比5名(6月8日の時点)

【参照リンク】Coronavirus (COVID-19) current situation and case numbers

 

◆6月1日よりNSW州は州内の観光旅行の規制も緩和されました。



新型コロナ「新しい生活様式」のメリット

ご近所さんとの助け合い

オーストラリアは日本のように「町内会」もありませんし「ご近所付き合い」もさかんではありません。私も同じアパートの住人と交流はほとんどなくあいさつ程度でした。

 

しかし、コロナ感染拡大に伴い、上の画像の「Help is just next door」(助けは隣にいる)というカードを使用し、困っている方の手助けをする行動が活発になりました。

 

食べ物の買い物、手紙を出す、ペットの散歩など自身が提供できることをご近所さんにお伝えする、というものです。

キスやハグに煩わされない

オーストラリアも日本と同じく「ソーシャルディスタンス」(社会的距離)が徹底されました。

 

そのおかげで人と会うことも少なくなり、会ったとしても「キスやハグをしなくていい」ってのは本当にありがたい。

 

どんな親しい友人でもダメなんですよ、、、、だからたいして仲良くない知人と抱き合ったりするのなんて意味がわかりません。

 

「別にいいじゃん、そんなことしなくても」と思ってしまうんですよね。

 

他人が自分に近づいてこない、体にさわられない、これだけでほんの少しストレスが減ります。

 

コロナ収束後も「ソーシャルディスタンス」を守る世の中になってくれればいいなぁと思っています。

家族との団結力アップ

オーストラリア国籍・永住者は国外に出るには「やむを得ない理由」と規制免除申請が必要です。

【関連記事】【新型コロナ】オーストラリア永住者が出国・一時帰国する際の規制免除申請

 

実質「鎖国状態」

日本に一時帰国ができない状態です。

 

そのため、以前より実家の両親とのやりとりが増え、互いの状況を伝え合う回数が増えました。

 

また、パートナーと2人で在宅勤務の日が増え、今まで知らなかった仕事振りや業務内容仕事に対する考え方を知ることができました。

夫婦で在宅勤務のメリット・デメリット【問題点と対策】(我が家の場合)

2020.03.29

外出自粛生活は思いのほか快適

自粛生活でストレスを感じていた方も多いようですが、私は快適そのものでした。

 

そもそも人と会う必要性もそこまで感じませんし、誘われると憂鬱になるタイプの人間です。コミュニケーション欲求ってやつがそんなにないんだと思います。

 

だから政府が「必要不可欠な外出」以外の外出を禁止してくれたことが私にとっては好都合だったんですよね。

 

zoom飲み会とかオンラインで繋がって何かやってる人たちもいますが、別に一人でも楽しいじゃんか、と。そこまでして人と繋がってなきゃダメなのか?

 

詳しくはこちらの記事に書きました。

実はコロナ自粛が嬉しいかも?! 一人好きの引きこもり「誘われない」平和な日々

2020.05.13

お金が貯まる

政府からの行動制限規制により基本的に家にいる生活です。もともと在宅勤務なので会社に出向くこともありません。

 

お金を使うところは食費と生活用品だけ。(※UberEatsの利用頻度はかなり増えたけど)

 

海外旅行や一時帰国もできない生活です。

 

コロナ前は半年に1回~2回は日本やその他の海外に出かけていたので、

  • 一時帰国(日本・マレーシアの2か国)x2人分
  • 海外旅行x2人分

は丸々「旅行口座」に残っています。

 

悲しいカタチでの貯金となりましたが・・・

ニュースを見て情報収集するようになった

新型コロナウイルスの感染が増加傾向にあった最中は、頻繁に新たな規制が発表されました。

 

「昨日はOKだったけど、明日からはだめ!」みたいなルールが多く、テレビニュースや領事館からのお知らせから目が離せませんでした。(しかもルール違反の罰金も高額)

 

以前はあまりニュース番組を見なかったものの、コロナの状況や政府の発表を追いかける為にちゃんとニュースを見るようになり、コロナ関連のボキャブラリーも増えました。

 

そして、感染者数とともに主な政府の対策は以下の記事にまとめることで、「今、何が起きてるか?」を把握するよう意識して情報収集することができました。

 

【関連記事】オーストラリアの新型コロナウイルス感染者数と政府の対策まとめ

手洗い・うがい・掃除の徹底

  • 外から帰ったら着てるものをすべて脱いでシャワー
  • ご飯を食べる前だけでなく何かにさわったら手洗い&消毒ジェル
  • スマホやパソコン、タブレットも除菌ティッシュで拭く
  • ドアノブも消毒、、、、

 

などなど以前だったらここまで徹底的に「清潔」や「ウイルス対策」を意識することはありませんでした。

 

今ではすっかり当たり前の行動となっており、これってコロナだけでなく風邪予防にもなりますよね。オーストラリアは今から冬本番ですが例年よりインフルエンザにかかる人が減るのではないでしょうか。

 

まとめ

コロナウイルスへの不安もあれば、国外に出れないもどかしさはあるものの「新しい生活様式」は私にとって好ましいもの。

 

オーストラリアも段階的に規制が解除され、そう遠くない未来に普段通りの生活が戻ってきそうな雰囲気です。

 

でも、私は引き続き「外出自粛」の生活をし、他人とのソーシャルディスタンスを死守しながら暮らしていきたいです。