ワーキングホリデーメーカー・留学生が最初の挫折ポイントは「英語でのコミュニケーション」
日本で中学校・高校で勉強してきた英語って何だったんだよ!と怒りと悲しみにくれながら始めたオーストラリア生活。
過去の私のダメダメ具合を晒し、今だからわかるその理由・対策についてお伝えしたいと思います。
もくじ
海外生活1年目の気づき・私の英語は通じない、、、
当時はホームステイしていたんですが、ホストファミリーとの団らんの時も何を話していいのかわからず、、、
思い切って話をしてみても通じず、だんだん愛想笑いにも疲れてきて、自室で過ごす時間が増加。
語学学校も3か月申し込んでいたのですが、「英語で英語を勉強する」というスタイルについていけなくて、クラスメイトや先生と話すの億劫になってきてしまい、ランチ食べたら勝手に早退してました。
だってね、
通じなかったんです、私の英語。
別に大学進学を目指していたわけではないので、コミュニケーションさえ取れればよかったのに、、、、、
それすらもできない現実が立ちはだかりました。
そこで気づいたのですが、
海外に住めば英語が話せるようになるわけじゃないんです。
せっぱつまらないと英語は話せるようにならないのです。
「住むところ探さなきゃ、バイト探さなきゃ」という状況になってから私の英語はいくぶんマシになってきました。
なぜ日本人の英語が通じないのか
みんながみんな正しい文法、正しい発音で英語を話すことを期待しているわけではなく、コミュニケーションの目的は「伝えること」
なぜ日本人の英語が伝わりにくいのか?と考えてみました。
日本人の英語が通じない理由①:声が小さい
「通じない」のではなく、「聞こえていない」のでは?という疑惑。
日本語が母音が「あいうえお」の5つしかないので、小さな音量でもコミュニケーションには支障がない言語。
一方、中国語のように母音が30以上もある言語は正しく伝えるために無意識に大きな声を使ってクリアな発音でコミュニケーションをとっています。
(中国語を話す人々が賑やかだと感じてしまうのはその母音の多さが理由でもあります)
日本人の英語が通じない理由②:ジェスチャーが少ない
コミュニケーションは言葉だけでなく、表情や身振り手振り、声のトーンといった非言語コミュニケーションも大切な要素。
言葉の裏を読んだり、相手の気持ちを察することに長けた日本人は言葉以外でのコミュニケーションが苦手な印象があります。
日本人の英語が通じない理由③:文法を気にして言葉に詰まる
ちゃんと英語を勉強してきた方にありがちです。高校受験、大学受験を突破するために覚えた英文法や難しい単語を使おうとしてしまうんですよね。
「あれ?この前置詞でいいんだっけ?」
「えーと、この場合、関係代名詞はWhichなの?thatなの?」
と、間違いを恐れて言いたいことが言えなくなってしまいます。
日本人の英語が通じない理由③:話すことがない
雑談力ってやつですね。
日本のことを聞かれてもわからなかったり、自分の意見を言えなかったり。
私は外国人が私生活に関することをズバズバ遠慮なしに聞いてくるのが苦手で、つい口をつぐんでしまうこともありました。
伝わる英語はどうやって身に着ける?
机に向かってする勉強は苦手でも大丈夫。ほんの少し自分と環境を変えるだけで、英語でのコミュニケーションに対する恐怖心を減らすことができます。
日本人以外の友人、同僚、恋人をつくろう
話をしなければならない状況に身を置くのです。正しい文法で話をする必要はなく、どうやったら気持ちを伝えられるかが大切。
大きな声、表情、ジェスチャーを使ってコミュニケーションを取りましょう。
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失敗しても恥をかいても死ぬことはない。挑戦することはノーリスク!
例えば、外国人に道を聞いてみましょう。
相手の言ってることがわからなくても聞いたことに意義があります。
英語でシェアアコモデーション探し、仕事探しは緊張しますが、海外生活が始まった以上、やらないわけにはいきません。最初の問い合わせは事前に用意したメモを読んでもいいんです。
アップルじゃなくて「アッポー」
日本人が苦手とする発音はネイティブ発音を真似するしかありません。英語の音を一つ一つ直してくれる発音強制のコースに通うのも一つの方法でしょう。
「アップル」では通じません。リンゴは今からアッポーです。
自分に英語風のニックネームをつけてみよう
日本語の名前は外国人からしてみると発音がしにくく呼びにくいケースがあります。中国・韓国の留学生は自分にイングリッシュネームを付けている方が大勢いますよね。
話し相手も名前を呼びやすくなりますし、イングリッシュネームを呼ばれることで、脳内の「英語スイッチ」が入りやすくなります。
ジェニファーやらマイケルと呼ばれることに違和感があるなら、自分の名前を省略したものや、(たとえば「けんたろう」だったら「Ken」)、名前の頭文字が同じ英語名(「あきこ」だったら「Angela」)から決めるといいでしょう。
まとめ
外国語でのコミュニケーションは「慣れ」が大切。
「なんとしてでも伝えなければ」を何度も繰り返して、いっぱい間違えて、
「あー、あの時、ああいえばよかったんだ」と後悔もしながら、伝え方を身に着けていくしかないんですよね。
大きな声でハキハキと。一生懸命話せば、きっと相手も一生懸命聞いてくれます。
まずはこから始めてみませんか。
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