日本語は難しい!となげく外国人に大食い番組を教材として勧めたい5つの理由

マレーシア人パートナーのタムタムは絶賛・日本語の勉強中。一時帰国の時に私の両親や親せきたちとコミュニケーションを取りたいがために、毎日、一生懸命日本で私や日本人のシェアメイトを相手に日本語を話そうと奮闘しています。

 

華僑系マレーシア人は言語能力がすごい、と以前お伝えしましたが、
(【関連記事】最強のマルチリンガル華僑系マレーシア人、その言語能力の実態に迫る!

 

彼が使いこなす言語の数々は「勉強して」覚えたわけじゃないんですよね。机に向かって何かを勉強するのが極端に苦手な人で、高校も中退してしまい、最終学歴は今どき珍しい「中卒」

 

だから、日本語を習得方法は教材は日本のバラエティ番組と私との会話です。

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ある日、テレビ東京の「元祖!大食い選手権」(本当はいけないんだろうけど、Youtubeにたくさん動画があがっている)を何気なく見たとき、「これは、日本語学習者にぴったりの番組じゃないか!」と気づきました。

 

なぜ「大食い番組」が日本語学習者に適しているのでしょうか。その理由をご説明します。

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内容がわかりやすいので飽きない

「大食い番組」のルールはいたって簡単。制限時間内にいっぱい食べた人が勝ちです。

 

常連の番組出場選手には外国人でも覚えやすいニックネームがついているので、親近感を持つことができます。(例:ジャイアント白田、ギャル曽根、アンジェラ佐藤、マックス鈴木など)

 

日本語がわからなくてもスポーツ感覚で見ることができて、結果が気になるので最後まで飽きません。

数の数え方や食事の挨拶を自然に覚えることができる

「日本語が難しい」と言われる理由は、「数のかぞえ方の種類が多すぎる」こと。ここでつまずく日本語学習者は多いんじゃないでしょうか。

 

大食い番組では司会の中村ゆうじ、現在では照英が、食べ終わった料理の数や、制限時間がどのくらい残っているかを大きな声で視聴者に伝えます。

 

お皿は「1枚、2枚」、どんぶりは「一杯、二杯」、焼き鳥は「一本、二本」、時間は「1分」「10分」と数の数え方が番組中は常に耳に入ってくるのがいいですね。

 

また、「いただきます」「ごちそうさま」「おかわりください」「おなかいっぱい」といった、食事中に使う言葉も何度も出てくるので、自然と覚えることができます。

味を表現する語彙が豊富

選手たちはお料理の感想を言ってくれます。

「おいしい」だけではなく、「うまい」、若者だと「やばい」

 

同時に味覚、食感や温度も伝えてくれるので、「甘い」「ピリ辛」「やわらかい」「さくさく」「歯ごたえがある」「あつい」「つめたい」などのボキャブラリーも身につけることができます。

 

言語習得に欠かせない「繰り返し聞く」「繰り返し言う」が大食い番組を見ていると楽しみながら練習ができるのがありがたい。

日本のご当地名物料理や流行スイーツを知ることができる

その国の文化を知ることで、言語習得へのモチベーションはさらにアップします。大食い番組では地方都市の名物が登場するので、各土地の日本の食文化を知ることができます。

 

番組の予選は東京や大阪だけでなく、地方都市でも開催されるため、宮崎の冷汁、広島の瀬戸内レモン鍋、富山のとろろ昆布など、その土地の人気ご当地グルメが大会に使用されます。

 

日本は小さな島国でありながら、各県が自慢の名物料理があるので、食べることに興味がある人にとってはすばらしい国だと思います。日本語学習者にとっては料理の種類と同時に、「東京」「大阪」だけでなく地方都市の県名や街の名前も知ることができるのは、効率的な学習方法ですね。

 

また原宿や自由が丘で流行しているおしゃれなスイーツを紹介することもあり、次回の日本訪問時に行ってみたいお店の参考にすることも。

国際交流もさかんな番組である

大食い番組は日本国内で予選を、海外で決勝を行います。

 

今まで、シンガポール、ベトナム、タイ、フィリピンなどで決勝戦が繰り広げられ、去年(2016年)は私たちが暮らすシドニーの「セントメアリー教会」やサーキュラキー近くでの前でロケが行われました。

 

(放映後に知ったという痛恨のミス。事前にわかっていたら、絶対に応援しに行ったのに、、、)

 

現地のレストランが選手たちにお料理を提供し、現地の観衆たちが選手を応援します。「大食い大会」という国際交流ですね。

 

決勝戦では開催国の名物料理だけでなく観光名所も紹介されるので、見ていてウキウキしてきます。

まとめ

賛否両論ある「大食い番組」ですが、我が家では、番組自体を楽しむだけでなく「日本語学習者のための無料教材」としても利用しています。

 

これを見たからといって、日本語が急に上達するわけではないけれど「数え方」を意識したり、日本の地方都市の名物料理を知ることができるのは大きなメリットです。

 

デメリットとしては、選手たちがおいしそうに食べているのを見ると、夕ご飯を食べた後なのにお腹が空いてきちゃうこと。決勝はラーメンなので、「ラーメン食べたい」という欲求が抑えられなくなるのはどうすりゃいいんだ、、、

 

ちゃんと自分をコントロールできる人は大丈夫だけど、私たちは、「じゃ、何か食べちゃおうか」といそいそと夜食の準備を始めてしまいます。

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ふくちゃん

海外在住引きこもりブロガー
静岡県からオーストラリア・シドニーへ海外移住した元保育士。現地での仕事を辞めて、ゆるゆると心地良い引きこもり生活の真っ最中。事実婚パートナーの中華系マレーシア人との適度に適当な暮らしをブログで綴ります。

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