マレーシア人パートナーのタムタムはほぼ毎日唐辛子を料理に使います。
外食の時も、ベトナム料理やタイ料理、中華料理などのアジア系レストランだったら、
「唐辛子入りのお醤油」を追加でオーダーして、お料理をそれにつけて食べます。
家でのごはんの時も、トウガラシはなくてはならない食材で、日本に一緒に行くときはMy唐辛子を持っていきます。日本には満足いく辛さのものがなかなか見つからない、とのこと。
冷蔵庫を開けたら、これだけの唐辛子が入っていました。

こんなに身近にあるのに、良く知らなった唐辛子について軽い気持ちで調べてみたら、
「すごいじゃないか!」と感動したので、唐辛子情報をシェアしたいと思います。
唐辛子の歴史

原産は中南米。15世紀にコロンブスによりヨーロッパに伝えられ、そこからキリスト教の宣教師によってアジアに広がりました。
コロンブスは唐辛子をコショウと勘違いしたため、現在でも「Red Pepper」「Capsicum pepper」とコショウと混同した名前で呼ばれています。
日本の文献では豊臣秀吉の時代から「唐辛子」が登場しており、朝鮮出兵の際に伝わったのではないかという説があります。
「唐」は中国を表しているのではなく、「外国」を指しています。
唐辛子の栄養素と健康効果
唐辛子の辛味成分「カプサイシン」
カプサイシンは脂肪燃焼、代謝促進の効果があり、ダイエット中の方におすすめの食材。
全身の血行を促進し、冷え性、肩こり、しもやけの緩和にも効果あり。
頭皮の血行も促進することから育毛効果も!
胃液の分泌を促進し、夏バテからくる食欲不振を解消してくれます。
実は豊富なビタミン類
ビタミンA,B,C,Eを多く含むため、風邪の予防、疲労回復、肌荒れの緩和、免疫力の維持に作用します。
特に抗酸化作用を持つビタミンEは生活習慣病の予防や美肌を保つアンチエイジングにも効果があります。
虫除け効果も!
お米と一緒に唐辛子をいれておくと、虫が湧くのを防ぐことができます。
(米10キロに対し、唐辛子5~6本)
唐辛子は乾燥すると割れて種がお米に混ざってしまうことがあるので、お茶パックに入れておくと安心です。
食べ過ぎたらどうなる?

いくら栄養がたっぷり含まれていても、その辛さから大量に摂取することは難しい食べ物です。
うちの同居人のように毎日のように唐辛子を食べることで、体に悪い影響はあるのでしょうか。
唐辛子を大量に摂取すると胃酸が大量に分泌してしまい、胃の粘膜を傷つけます。さらに、過剰な腸のぜん動運動が促され、お腹を下すこともあります。
量や頻度に気を付けて、ダイエットや健康のために唐辛子を取り入れていかなければなりませんね。
まとめ

同居人タムタムの場合は、1日1~2本の唐辛子を食べています。
小学生3~4年の頃から食べ始めたそうで、だんだん辛さに慣れていった、とのこと。
炒め物や麺類、カレー、煮物、何にでもいれます。
和食メニューの時も唐辛子必須で、
「味付けした意味ないよ、、、」と思うことも。
そんな同居人は、
健康で髪の毛もフサフサで、食欲不振になることなく常に大飯ぐらい。
しかし痩せ型。
唐辛子パワーは本物です。