日本が生きづらい理由は自分の不器用さにあった。海外で暮らしたらだいぶマシになったけど。

20代半ばに何も考えず軽いノリでワーキングホリデーでオーストラリアに来て、そのまま40代になる現在までシドニーで暮らしています。

 

海外が居心地が良い理由の1つに「日本で感じていた生きづらさ」が減った(完全になくなったわけではない)というものがあり、じゃぁ、「生きづらさの原因」って何だったんだろう?と考えてみると、

 

驚くべき不器用さ

 

が、原因なのかなと。

 

不器用と一言にいってもいろいろな種類があるので、ここでは私が自分自身に感じている「物理的不器用」と「精神的不器用」、さらに、それらにどう折り合いをつけて生きていけばいいのか?について考えてみます。

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物理的不器用で生きづらい。日本の「不器用」はレベルが高すぎやしないか?

みんなが普通にこなしていることに簡単につまづいてしまう

最近、不具合を起こしていたインターネットがすっかり良くなったので、「そうだ!ブログのカスタマイズをしよう」と、いろいろいじってたんですよ。

 

アクセスの少ない早朝から作業を開始し、「画像をここに固定して~」「ここにはランキングを挿入して~」「広告の位置を変えて~」とあーでもないこーでもやってたんですけど、ご覧の通り、何も変わっていません。本来の予定ならテーマカラーも変わってレイアウトも大幅に変わっているはずだったのですが。

 

「簡単5分!初心者でもできるワードプレスカスタマイズ!」とか「コピペで1発!あなたのブログの見た目を良くする」とか、先輩方がブログで公表しているカスタマイズ方法を試したところで、

 

(*´・∀・) できない、、、、5分どころか5時間もかかっても見た目が変わらないんですけどー!

 

不器用および理解力の欠落です。

 

器用で理解能力がある人たちは「簡単5分」「コピペで1発」でパパッと綺麗なブログを作れるんだろうな。

 

不器用なのに「ちょっとやってみよう」という行動力だけはあるので、余計事態はややこしくなっていきます。

 

結局、「見た目より中身!文章を書こう」とカスタマイズはいったん中止。

 

仕事していたときも勤務時間内に業務が終わらず、家に持ち帰って疲れた体にムチ打って書類仕事を片付けていました。(これは言語能力の問題もあったかも。英語が母国語の人と同じスピードで業務をこなすのは無理)

 

だから、みんなが深く考えずにパパッとできることが、私は相当時間がかかるのです。

簡単レシピ・時短レシピが意味をなさない

料理が苦手です。レシピ通りに作っても微妙、かといってレシピを見ながら作ってもやっぱり微妙。

 

「簡単レシピ」「時短レシピ」って書いてあっても、私にとっては簡単でもなく時短にもなりません。

 

「あれをしている間に、これをして~」みたいに、段取りを頭の中で組むのが苦手なので、不器用に加え要領も悪いのです。集中力もないので、料理をしている間にどーでもいいことに気をとられてしまいます。(オンラインゲームのログインボーナスもらわなきゃ、とか)

 

クックパッドでおいしそうな料理を見つけても、

「玉ねぎをキツネ色になるまで炒めます」と書いてあると、

 

きつねの色ってどんなんだっけ?ネットで検索してみよう、ってところから始まってしまうんで、やたら時間がかかります。

 

特にスイーツ作りなんて、「卵白を泡立ててメレンゲを」とか「ゼラチンをふやかしておく」「薄力粉をふるっておく」とかレシピに書いてあると、準備段階からひるみます。

 

ぶっきちょさん向けのヘアアレンジやメイクアップが難しすぎる

日本の雑誌やネットに紹介されている「ぶっきちょさんでも簡単!」とのキャッチコピーのついたヘアアレンジやメイクアップも、

 

(・Д・`) 日本のぶきっちょさんってすごいんだな。私にはできないよ。

 

と思わざるをえません。

 

女に生まれて40年、自分をキレイにみせるためにひと手間かける、ということができないんですよねぇ、、、、。化粧するとオバQみたいになっちゃうんですよ。

精神的不器用で生きづらい。面倒な人間関係の構築や同調圧力、集団行動の強要はクソだと思ってた

生きづらさを感じる原因は圧倒的に精神的不器用の方が大きいと思います。あなたもそうでしょう?

常に違和感や疑問を抱えていた学生時代

私の場合、小学校に入学したころから「なんでみんなと同じ行動をとらなければいけないのか?」が不思議でなりませんでした。当時は先生や親に叱られるから、という理由しか思いつかず、常に違和感を心のどこかに抱えたまま短大までの学生生活を過ごしました。

 

「友だちと仲良くしなければならない」「友達は多い方が良い」という価値観にも疑問を持ち続け、器用に立ち回ることができませんでした。

 

器用な人であれば、ちゃんと他人の気持ちを考え、他人が喜ぶような言葉を発し、他人に感謝されるような行動をとり、上手に人間関係を築くのでしょう。

 

私はできませんでした。

 

今も他人と関係を構築していくスキルが圧倒的に欠落していると思います。

海外に出たら少し気が楽になった。しかし、職場の人間関係に消耗するのは日本も海外も同じ

様々な人種が様々な考え方で好きなように生きている、日本のような同調圧力をそれほど感じないオーストラリアでの生活は、「これぞ私の求めていた暮らしだ!」と思い、この国に残れる方法をすぐ探し始めました。

 

幸い就職先も見つかり、一息ついたのもつかのま、やっぱり職場の人間関係が面倒くさい。日本人のコミュニティも煩わしい。

 

でも。

 

そんな自分の素直な考えと相入れない中で私は「普通の人」を一生懸命演じてきました。それが大人の振る舞いだと思っていたからです。

 

不器用な人が器用なフリをすれば、そりゃぁどこかにほころびはでてきます。

 

違う、こんなん私の望んだオーストラリア生活じゃない、、、正直になれたのは、移住後10年以上たってからでした。

みんなが普通にできていることが困難なら、「普通をあきらめる」という選択肢

そして、私は仕事を辞めて、人間関係を最小限にし、荷物も最小限にし、不器用な自分に対して心地よく過ごせる環境を作ろう、と決めたのでした。

 

このブログで本音を晒すことによって、私はどんどんと気が楽になっていき、自分がうだうだ考えていることが自然と整理されていく感覚になりました。

 

たとえば、こちら。「面倒くさい人との付き合いはやめよう」「面倒くさい日本人コミュニティからは離れよう」と思った時の気持ちを綴った記事。

 

ひとりが好き・誘われたくない。誘ってくる人の傾向と対策を考えて一人時間を守る。

【海外でも群れる日本人】日本人会・日本人コミュニティで消耗するのはバカバカしい

 

「私はたくさんの荷物を管理できる器用さがない」と思い、最小限の荷物で過ごすミニマリストを目指しています。

ミニマリストを目指し、モノを捨てまくったらメリットしかなかった

 

「普通じゃなくていい」とたんたんと書かれた文章に首がもげるほどうなずきながら読んだ「phaさん」の本の紹介。

日本一有名なニート・phaさんの思考に触れると無職生活は輝きを増す

 

「褒められること」「認められること」「うらやましがられること」から解放されると不器用な人はどんどん生きやすくなります。手始めにSNSをやめましょう。

SNSやめた。自分自身に「いいね!」できれば他者の承認はいらない

 

日本人の私と同世代の方たちは、結婚して、子どもを育てて、家を買って、働いて、近所付き合いも義両親との付き合いもソツなくこなし、貯金もそれなりにある、、、という方が多いのではないでしょうか。

 

幸せか不幸せかは置いといて、そういう世間から認められた「幸せな人生」を送っている人たちは純粋にすごいな、と思います。

 

私は一度に複数のことを同時進行できません。

 

「働きながら家事をする」「介護をしながら子育て」「家事をしながらママ友の付き合い」など、女性は一人何役も同時進行でこなさければなりません。

 

男性も奥さんが専業主婦や低所得者だったら「養わなければならない」というプレッシャー、住宅ローンのプレッシャー、使えない上司とゆとり世代の部下にはさまれて大変なストレスだと思います。

 

【関連記事】会社勤めは懲役40年なら結婚は無期懲役!? を考えてみたよ

 

私は生きてるだけで精いっぱいで、これ以上やらなければならないことが増えたらキャパシティオーバーで精神を病んでしまうでしょう。

 

だから「普通」はあきらめて、好きなように生きていこうと思っています。

 

ちなみに、車の運転もできません。(免許は持ってるけどね)

 

運転もいろいろなことを同時進行しなければならないので苦手です。サイドミラー、バックミラーを見る、アクセル・ブレーキを踏む、周りの歩行者に注意する、同乗者がいたら話をする、、、、ああ、無理だ。

 

だから、もしあなたが運転ができる人なら、私よりずっと優れた人間です。

まぁ、いいか、、、と思えたのはパートナーと出会ってからでした

人付き合いを器用にこなせない私にとって「恋愛」なんてレベルの高い作業は絶対無理だと思って、男性との接触を意識的に避けていた時もありました。

 

結婚も考えていませんでした。人間関係を広げたら広げただけ自分が追いつめられる、と思っていました。

 

それでも、根気よく誘って、外に連れ出してくれた彼と一緒に住むのもいいかな、という気持ちの変化がありました。

 

「私は仕事と家事は両立できないし、子どもがいたらパニックになる」

「私はあなたの両親や兄弟とうまくやっていけない」

「私はあなたの仕事仲間との接待は苦手だ」

 

正直に全部、不安を打ち明けたところ、

「ふくちゃんが幸せだと感じる環境を作っていこう」と受け入れてくれたんですよね。

 

そんなパートナーと暮らし初めて丸5年。

 

私たちには持家もないし、法律婚もしていないし(事実婚の状態です)、子どももいません。しかも、私は現在無職で家に引きこもっています。

 

不幸っぽい言葉たちが並びましたが、強がりでも負け惜しみでもなく、今は「本当に生きやすい」と心から思っています。

 

私はこのままでいいんだ、と思わせてくれた彼には感謝してもしきれない。

まとめ

不器用なので、何をどうまとめていいのかわからないまま書き殴ってしまったのですが(笑)

 

これは私の予想なんですが、「生きづらさ」を抱えてない人っていないんじゃないの?って思うんですよね。

 

私みたいに極端に不器用な人はもちろん、周りからみたら順風満帆に見える人も、玉の輿にのって悠々自適な人も、どこかで何かを抱えながら生きているんですよ。

 

あなたも生きづらさを感じているから、この記事にたどり着いたんでしょう?

 

だから、どこで「自分」と「世間」の落としどころをつけるか?がポイントなわけで。

 

その「落としどころ」ってのは人それぞれで、私は海外に来ちゃったし、あなたの場合は転職かもしれないし、離婚なのかもしれないし、婚活なのかもしれないし、資産運用なのかもしれないし。

 

将来のことや、現状打破について考えるのが面倒くさい方は、今夜はとりあえず寝ましょう。

 

寝不足だと人ってろくなこと考えませんから。

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ふくちゃん

海外在住引きこもりブロガー
静岡県からオーストラリア・シドニーへ海外移住した元保育士。現地での仕事を辞めて、ゆるゆると心地良い引きこもり生活の真っ最中。事実婚パートナーの中華系マレーシア人との適度に適当な暮らしをブログで綴ります。

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ABOUTこの記事をかいた人

静岡県からオーストラリア・シドニーへ海外移住した元保育士。現地での仕事を辞めて、ゆるゆると心地良い引きこもり生活の真っ最中。事実婚パートナーの中華系マレーシア人との適度に適当な暮らしをブログで綴ります。

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