一時帰国をすると、そのたびに驚かされることがあります。それは日本の技術であったり、親の動向であったり、日本を離れて暮らしているからこそわかる日本の変化や新しい習慣や価値観。
そして、それにあたふたと戸惑う一時帰国の海外在住者。(しばらくオーストラリアに住んでいます)
今回は2018年一時帰国バージョン「日本で驚いたこと10選」をまとめてみました。
母(67歳)がインスタグラムに興味を示し、アカウント開設
最近スマホデビューした母が快進撃を続けています。Facebook、LINE、ヤフオクを軽々と使いこなし、今回はインスタグラムに挑戦です。
高齢者の間でもFacebookからインスタに流れる風潮があるのでしょうか。


まさか母から「ハッシュタグ」「インスタ映え」というワードが出てくるとは予想もしませんでした。新しいことに挑戦してみようとする心意気は素晴らしい。早速、母のアカウントを開設しました。
これから「インスタ映え」する写真をどんどんアップしていく予定らしいです。
スマホをかざすだけでお会計ができる
日本到着直後に、友だちと会って品川駅構内のうどん屋で朝ごはんを食べたのですが、お会計時にレジにある小さな機械にスマホをかざすだけで支払いが終わってました。

と、日本到着数時間後に近未来風の支払い方法にたいそう驚きました。
海外に住んでいるとどんどん最新のテクノロジーから取り残されていくのだ、と実感した瞬間でもありました。
柔軟剤の種類が多すぎ
スーパーマーケットやドラッグストアの柔軟剤の種類の多さに驚きました。そんなに洋服の匂いって大切なのでしょうか。私はオーストラリアでは柔軟剤を使っていないので価値観の違いを感じました。
それに、「化学物質過敏症」という香料アレルギーも問題なっているとのことで、他人に迷惑をかけてまで「良い匂い」にこだわる必要ってあるのでしょうか。
※化学物質過敏症=柔軟剤の成分の化学物質に対してアレルギー反応(めまいや息苦しさ)が起こる症状。
実家で使用しているタオルもなんだかいい匂いがするのですが、個人的には無臭でいいのに、と思います。
知っている芸能人が少なくなってきた。小室哲也もSMAPもいなくなった
ちょっと前だったら、一時帰国の時の楽しみは昼近くに起床、「笑っていいとも」を見ながら朝食兼お昼ご飯を食べることでした。
でも、もう日本のお昼の定番「笑っていいとも」はなくなってしまいました。
テレビで当たり前のように見ていたSMAPもいなくなり、青春時代に聴きまくった小室哲也も引退したっていうじゃないですか。ドラえもんも声優さんが変わったので、何か違和感あるし。
そうやって、どんどん知っている芸能人やなじみのあるテレビ番組がこの世から去っていくのに一抹の寂しさを感じます。
紅白歌合戦も、知っている歌手は大御所だけになっていくんですよね。天童よしみや五木ひろしを見ると旧友に再会した気分になります。
ワイドショーやニュース番組の進行がまどろっこしい
日本の情報番組の進行のまどこっろしさは異常だと思うのですが、、、
どーでもいいニュースに対して、でっかいフリップボードで文字を紙で隠して、いちいちそれをめくりながら説明するやつ。あれ、どうにかなりませんかね。普通にしゃべってくれればいいのに。
これだけエコだのリサイクルだの言われている時代に、紙をペラペラめくって毒にも薬にもならない情報をもったいぶって伝える方法はどうなの!?とワイドショーやニュース番組を見るたびに思います。
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2018年になってもWifiの整備がぜんぜん進んでいない
2020年に東京オリンピックが開催されるというのに、なぜ日本のフリーWifi環境は海外に比べ対応が遅れているのか。
外国人観光客や海外在住日本人の一時帰国者に対する利便性より、携帯電話会社の利益を優先してるんだろ!との予想をしてますが、どうでしょう、当たってますか?詳しい方教えてください。
インドネシアやマレーシアはレストラン、カフェ、ショッピングモール、マッサージなど、どこに行ってもフリーWifi拾うことができますし、台湾では台北市が観光客にむけてフリーWifiを提供しています。
諸外国に比べると日本は「Wifi後進国」と言われており、観光客、一時帰国者は「ネットを使わない」もしくは「Wifiルーターをレンタルする」の2択。
私も借りています。国内主要空港で受け取り・返却ができ、レンタル費用もお安いので、こちらの【Wifiレンタル.com】はおすすめですが、もっといろいろなところでフリーWifiが使える日がくればいいな、と思います。
>>Wifiルータが格安で1日からレンタル可能【Wifiレンタルどっとこむ】
【関連記事】一時帰国中はWifiレンタルがおすすめ! 羽田空港で受け取り&返却可の格安サービスが便利
一時帰国の暇つぶしに最適なオンライン動画配信サービスが増えている
Huluは知っていましたが、それ以外にも、
U-NEXTやTSUTAYA・映像サービス【DISCAS】とかは、帰国してすぐに「これは申し込まなければ!」と思った動画配信サービスです。
(※すべて2週間~30日の無料お試し期間があり、無料期間中にキャンセルすれば一切お金がかからない)
やっぱりさ、外に出るのも楽しいけど、おうちでコタツに入ってゴロゴロしながら懐かしのドラマとか映画とか見るのもいいよね。引きこもりがちな私のような人には良い時代となりました。
レンタル屋に行かなくてもおうちですっごい種類の映画やテレビ番組、ドラマが見れるのは本当にありがたい。お子様を連れての一時帰国の方にもおすすめです。
※すべての動画配信サービスは日本国内のみでしか利用できません。一時帰国中に楽しんでおきましょう。
仮装通貨が一般化してきてる?
仮装通貨?ビットコインっていうんですか?
私が物知らずなのかもしれませんが、仮装通貨って「あやしい」「素人が手をだすものじゃない」というイメージだったんですよ。
なんだかよくわからないのですが、テレビCMでは人気の芸能人が広告塔になっていたりして、「胡散臭さ」みたいなものはなくなってきたのかな。
理解力や探究心が乏しいのでFXや仮装通貨や株は「私は手を出してはいけない」と戒めていますが、こうもCMががんがん流れると、「情報収集だけでもしておこうか」という気になりますね。
「●●カード(ポイントカード)」の種類が多すぎ。コンビニで聞かれても持ってないよ。。。
店員さん「●●カードお持ちですか?」
私「持ってません」
店員さん「失礼しました」
私 (いや、ぜんぜん失礼じゃないし。私が悪いことしちゃったみたいじゃん)
っていうやりとりがけっこう頻繁にあるんですよ、日本帰ってくると。
Tポイント、dポイント、楽天edy、ポンタカード、いろいろあるけど、1枚も持ってない….
ラーメン屋やカフェ、美容院のポイントカードも作ったところで、日本滞在中にポイントの恩恵にあずかることができないので、ポイントカードの発行はお断りしています。
「だったらちょっとだけでも商品の値段を下げてくれればいいのに」と思ってしまうのはケチ過ぎでしょうか。
くしゃみをしても誰も「Bless You」と言ってくれない
どうやら日本はもう花粉が飛んでるみたいで、軽い花粉症の症状が出ているんですよ。
で、くしゃみが頻繁にでるのですが、誰も「Bless You」(ブレス・ユー)とは言ってくれないんです。ここは日本、当たり前ですね。
英語圏ですと、外出中でもくしゃみをすれば見ず知らずの人同士でも「Bless You」(お大事に)「Thank you」(ありがとう)と声を掛け合うんですよ。
※くしゃみをすると体から魂が抜けて病気になるかも、という迷信があります。病気にならないために「God Bless You」(神のご加護がありますように)と声を掛け合う習慣が生まれたそうです。
(๑˃̵ᴗ˂̵)و へっくしゅんっ!
しーん。
(・Д・`) あ、そうか。ここでは何も言ってもらえないんだ。
(*´д`) これじゃ外国かぶれの女みたいじゃないか。。。。
【関連記事】【留学帰りあるある】過剰な外国かぶれのうざい言動を細かく考察してみた
まとめ
スーパーマーケットやドラッグストアやドンキホーテの品揃えは本当に魅力的で、一つ一つの商品を手に取って、そのパッケージの説明文を凝視していると、店員さんが万引きを疑うのではないかと不安になる、というのも【一時帰国あるある】
普段暮らしているオーストラリアではまったく物欲がわかず、すっかりミニマリストきどりなんですが、日本に帰ってくると欲しい物がいっぱい、食べたいものもいっぱい。
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お財布はやせ細り、体はデブまっしぐら、という、にっちもさっちもいかない状況に陥ることはほぼ確定です。