オーストラリアで放映されている「ブリテンズ・ゴット・タレント」は世界中のパフォーマーが素晴らしい芸で有名になるきっかけをつかむイギリスのオーディション番組です。
ゴットタレントは夕ご飯を食べながら見ることが多いテレビ番組なのですが、そこへ日本人パフォーマーが出場。名前を「Uekusa」とな名乗り、番組内では「MR.UEKUSA」(ミスターうえくさ)と呼ばれていました。
日本ではウエスPという芸名でよしもとに所属している芸人さんです。
ウエスPがステージ上で繰り広げるいろんな意味で危険なテーブルクロス引きのパフォーマンスは観客、審査員を魅了しみごと合格。
パートナーが外国人だと一緒に笑えるお笑い芸人が増えることはありがたいんですよね。お互い、笑いのハードルは低いのですが、欧米のコメディはどうも笑いのツボが違うし、日本語の漫才は私はおもしろいけど、彼はちんぷんかんぷん。
ウエスPのように、言葉がなくてもわかりやすいシンプルな芸風の芸人さんがどんどん海外進出してほしいな、と思います。
ウエスPの芸風はいわゆる「裸芸」なのですが、パフォーマンス中にみせる神業テーブルクロス引きは必見。まだご存じない方のために、ウエスPについてお伝えします。
もくじ
イギリスのオーディション番組で観客をザワつかせた吉本芸人ウエスPのプロフィール
本名:植草和久
生年月日:1987年11月15日
出身地:埼玉県
芸歴:10年
芸風:裸芸、新感覚テーブルクロス引き
事務所:よしもとクリエイティブエージェンシー
ウエスPの英語力は高くはないようで、オーディション番組では通訳の女性と出場していました。
彼のパフォーマンスは言葉の壁をのりこえ、観衆を笑いの渦に巻き込んでいたので、「誰かを楽しませたい」という気持ちに高い英語力は必要ないんですよね。
秀でた一芸がある方もない方も「まずは英語を身に付けてから、、、」と考えずに、どんどん世界に出て行けばいいんです。通訳だっているんだし、スマホの翻訳アプリだってあるんだから、「言葉の壁」って今はほとんどないでしょ?
ウエスPの新感覚テーブルクロス引きとは
色んな意味で危険なウエスPの新感覚テーブルクロス引きとは、ノリノリのBGMに合わせてすっぽんぽんでテーブルクロス引きをする、というもの。
最初は「アキラ100%のパクりか?」と思ったんですが、相当の技術がないとできない技です。一度見たら忘れられないパフォーマンスですよ。
ウエスPって見た目はパッとしない(失礼!)日本人男性なのですが、世界の舞台に立ち、言葉も文化も違う外国人を爆笑させるテクニックがあるのって純粋にすごいな、と思います。
うちのマレーシア人パートナーも呼吸困難になるほど笑い転げ、あげくのはてに、ウエスPの真似を始めました。(おうちの中でだけで真似してね)
新感覚テーブルクロス引きを言葉で説明するのは難しいので、以下の動画を見てみてください。
ウエスPの動画はこちらでチェック!
ウエスP公式Youtubeチャンネル
ウエスPが出場したオーディション番組 Brtains got Trent公式Youtubeチャンネル
公開されてまだ1か月もたっていない動画ですがもう120万再生されてる、、、、。世界に羽ばたく日本人男の生きざまをとくとご覧ください。「人々を幸せにするために考えた芸」とのことです。
まとめ
裸芸って好き嫌いがわかれる芸風です。上の動画を見て、「くだらない」「日本の恥だ」と思われる方もいるかもしれません。
でも、どんなくだらないことでも、それを極めてしまえば世界の舞台でたくさんの人々を笑顔にすることができるのです。
英語が話せなくても海外のオーディション番組に挑戦する心意気やパフォーマンスが世界で受け入れられているってことは純粋にすごい。
厳しい審査員に「こんなショーは見たことがない」と賞賛をうけた日本人芸人ウエスP。なんだか疲れたなぁ、最近笑ってないなぁって方におすめです。