「海外生活が長ければ自然に英語は上達する」という誤解が生まれる理由




誤解されがちなことを訂正したいのですが、

  • 海外に住んでいれば自然と英語が上達する
  • 国際結婚・国際恋愛していれば自然と英語が上達する

 

んなわけねぇだろ!

 

と、海外在住歴17年の私は思うわけです。

 

語学っていうのは、恥ずかしい思い、くやしい思い、疎外感、帰宅してから「あ、あの時ああ言えばよかったんんだ」という後悔を数えきれないほど経験して身につけていくものなんです。

 

だから、「聞き流すだけで英語がペラペラになる」などという英会話教材のキャッチコピーを見ると、

 

んなわけねぇだろ!

 

と。

 

「努力」だとか「一生懸命」とか暑苦しい言葉は苦手ですが、「海外(英語圏)で生活でしていれば、外国人パートナーがいれば自然に英語が上達する」はあり得ないんです。

 

そんな受け身の状態で何を身につけられたら苦労しませんって。厨房に立っていればいつのまにか料理が上手くなっていた、とか、車屋にいたら運転ができるようになっていた、とかそんなレベルの話ですよ。

 

だから、

  • 海外に住んでいれば自然と英語が上達する
  • 国際結婚・国際恋愛していれば自然と英語が上達する

 

は誤解なんです。

 

じゃ、なぜこんな誤解が起きてしまうのか?を考えてみましょう。




誤解が生まれる理由=日本人は他人の努力を認めたくない

英語に限らず楽器やスポーツ、イラスト、お金を稼ぐ能力などなど、何かスキルを身につけた人に対して、

  • あの人はラッキーだったら
  • コネがあったから
  • 環境が恵まれていたから
  • 何か悪いことをしてたんじゃないか
  • もともと才能があったんじゃないか
  • そういう家系だから
  • 実家が金持ちだったから

 

と、その人の努力を認めたがらない傾向がある人、多くないですか?

 

そうやって、他人の努力に対して見て見ぬふりをしたり、ケチをつけることで、自分を肯定するしかない人たちなんですよ。

 

具体的にはこんな感じ?

  • 成功している人を批判することで、何とかして自分のプライドや優位性を保つ
  • 努力できない自分を正当化する
  • 余裕、ゆとりがない

 

くそダサい、、、、老害に多そうな思考回路です。

 

英語コンプレックスを抱えた人たちにしてみれば、同じ日本人が英語習得できた理由として「努力」以外のものを見つけないと気が済まないんですよね。

 

だから、「配偶者が外国人だから」とか「海外留学したから」「海外で働いているから」みたいなとんちんかんな理由をつけて自分を納得させたいんでしょう。

 

国際結婚も海外留学も海外就職も、その前にあるていどの英語力が必要な場合がほとんどなのに。

 

1日24時間ってのは誰に対しても平等に与えられたリソースで、その中で努力を努力と感じなくなるほど夢中になって取り組んでいたから、ちゃんと結果がでているんです。

 

どんな分野でも第一線で活躍している人、結果を残している人、スキルを身に着けた人は見えないところでちゃんと努力して、もがいて、試行錯誤して、度重なる失敗もして、絶望もして、でもあきらめなかった人たちなんですよ。

 

でも、何かで結果を出した人ってのは、「こんなに努力したんですー!苦労したんですー!すごいって言ってー!褒めてー!」というアピールはしません。

 

「他人にどう思われようがどうでもいい」というレベルまで達しちゃってるんです。

 

アーティストでもスポーツ選手でも「この人、すごいなぁ」と思う人たちの共通点は「自慢しない」ことなんですよね。その人たちにとって「努力」や「苦労」は目標に近づくためのステップだったから楽しくてしかたなかったんじゃないかな。

 

私は器が小さいので、「あの人は外国人パートナーもいるしオーストラリアで働いていたから英語が話せる」と、さも何の努力もせずに楽して英語を身につけたと思われるとモヤっときます。修行が足りませんね。

海外生活が長くても、国際結婚しても英語学習には終わりはない、が現実

話を英語に戻しましょうか。

 

この17年間、ワーホリ→専門学校留学→現地就職→永住、の道のりを歩んできました。パートナーは外国人で普段の会話は英語です。

 

【関連記事】【オーストラリア移住記念日】17年の薄っぺらいシドニー生活をざっくり振り返る

 

それでも、まだまだ英語は勉強しなきゃな、と思っています。ニュースや映画にでてくる専門用語はさっぱりわからないし、訛りの強いお年寄りは何を言っているかわからないし、私の発音もわかりにくいと感じる人も多いでしょう。

 

語学の勉強って「よし、ここまでOK」という目安がないんですよね。

 

海外生活していれば自然にボキャブラリーが増えたり発音が良くなったりするミラクルは起きません。

 

英語を話せるようになれば10億人とコミュニケーションがとれるらしいのですが、そんな壮大すぎる大義名分なんて個人的にはどーでもいいんです。

 

英語を勉強する理由はざっくりこの2つでしょ。

  1. わからなかったことがわかるようになる
  2. できなかったことができるようになる

 

英語で専門分野を勉強する、英語で就職活動、英語でアパートや電気やインターネットの契約、英語で海外のウェブサイトで情報収集、外国人との同居生活、、、、、英語という「ツール」を獲得すれば全部できるようになります。

 

それでも、まだまだ知らないことも、できないこともたくさんあります。

 

だから、自宅でできる教材やオンライン英会話レッスンでゆるーく細々とではありますが英語学習は続けています。

 

【関連記事】コミュ障・人見知りは英会話スクールは続かないよ! まずオンライン英会話を試してみよう

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ABOUTこの記事をかいた人

静岡県からオーストラリア・シドニーへ海外移住した元保育士。現地での仕事を辞めて、ゆるゆると心地良い引きこもり生活の真っ最中。事実婚パートナーの中華系マレーシア人との適度に適当な暮らしをブログで綴ります。