お米は玄米と白米の両方を常備しています。
どちらもオーストラリアのスーパーマーケットで売っていて、お米の値段は日本よりお安め。日本人にとってはありがたいかぎり。同居人もアジア人なので主食はパンではなくごはん中心です。
玄米はBrown Rice.
日本風のお米はMedium Grain white Rice.
タイ米風のお米はLong Grain White Riceといいます。
タイ米風のものはタイカレー、マレーシアカレーなどに良く合いますよね。
我が家ではこの2種類を買っています。

両方のお米をしばらく同時進行で食べてみて、だんだんわかってきた使い分け方、そして、それぞれのお米のメリットとデメリットを紹介します。
もくじ
白米のメリット

消化吸収が良い
風邪をひいて食欲がないときや、夜遅い時間に小腹が空いたときは消化が良い白米。すぐにエネルギーとなりますし、翌日に胃腸のもたれがありません。玄米は食物繊維が多いので、胃腸に負担がかかります。体調不良の時や夜食向きではないですね。
おいしい
メリットでもあり、デメリットでもあるのですが、たとえば中華や焼肉と一緒に食べる白米はおいしすぎて食べ過ぎてしまいます。
ふんわりと柔らかいほっかほかの白いご飯に納豆や梅干しをのっけて食べる、、、白米にはそれだけで幸せな気分にさせてくれるパワーがあります。
玄米や五穀米など体に良いということは重々承知ですが、やっぱり白いご飯が一番おいしいんですよね。
準備が簡単
お米を研いで、炊飯器に入れてスイッチオン、で白米の調理完了。玄米を炊くことと比べると、時間もかからず事前の準備も必要ないので、忙しいときや、玄米の準備をしていなかった日は白米を食べています。
白米のデメリット

栄養が少ない
玄米は外皮や胚芽を取り除いて精製・精米しているためビタミン・ミネラル・食物繊維など、私たちに必要な栄養素が取り除かれています。
食後、急激に血糖値が上がる
白米は食後の血糖値が急激に上昇するGI値の高い食べ物です。
血液中に増えた糖を体のそれぞれの細胞に運ぶため、すい臓からインシュリンを分泌します。しかし高血糖の状態が続くと、インシュリンの機能は疲労し、糖はそのまま脂肪となります。
白米中毒になる!?
白いご飯は「マイルドドラッグだ!」と主張されている白澤卓二さんの著書「白米中毒」
ごはんの主成分である糖質を摂取すると脳内でドーパミンが分泌されて依存症になりますよ、という内容。
前世で白米に嫌な思い出でもあるのかなぁと思ってしまうほど、白いご飯を敵視しています。納得いく部分もありましたが。
玄米のメリット

栄養が豊富
玄米と白米はカロリーはほとんど変わりません。
しかし、
ビタミンBは白米の5倍、ナイアシンも5倍、マグネシウムも5倍と豊富な栄養素が魅力です。さらに、鉄、カリウム、葉酸、マンガンなどのミネラル類も玄米の倍ほど。
手抜きのおかずの時や、どんぶり物などの一品料理は玄米での栄養補給を心がけています。
ダイエット向き
白米を玄米に変えることだけで体重の減少が期待できます。玄米は腹持ちがよく、歯ごたえがあるのでよく噛むことによって白米より満足感を得られます。
白米と比べ約6倍の食物繊維が含まれているので、便秘の解消や過剰なコレステロール、有害物質のデトックスの効果も。
体内に滞ったものをドカドカ出していきたい時は玄米がいいですね。
また、玄米に含まれるビタミンBが糖質をエネルギーに変換するのをサポートしてくれます。血糖値の上昇も白米に比べ、緩やかなので、「糖質制限ダイエットをしたい、でもご飯が食べたい」という私にとっても好都合です。
玄米のデメリット

炊くのに手間がかかる
炊飯器の玄米モードで炊いてしまえばいいのですが、もう少しモチモチした食感が欲しいので、炊く前の玄米を一晩お水に浸けておきます。
お水に浸けておいた玄米をすっかり忘れて、2日放置してしまったこともあるので、忘れっぽい方は目に付くところに置いておいてくださいね。
(水に浸け2日放置した玄米は、微妙に臭くなっていたので、泣く泣く処分しました。お水を変えながら2~3日くらい水に浸けておくのはOK)
さらにおいしく炊くには圧力鍋を使うといいらしいのです。我が家に圧力鍋はないので、炊飯器で炊いてますが、普通においしいです。
消化が悪い
消化に時間がかかるので、胃腸に負担がかかります。体調が悪い時は玄米は避けた方が無難です。
急に玄米食にするとお腹の調子が狂って、下痢や便秘になる可能性もあります。玄米食を始めるときは白米と混ぜて体調をみながら、徐々に玄米の割合を増やしていくのが安心。
私は白米5割、玄米5割で始めてみました。炊きあがりにムラがありますが、それほど気になりませんでした。
まとめ
白米には白米の、玄米には玄米の良さがあるので、私はその時の気分で食べ分けています。
健康効果、美容効果を考えたら、玄米食を取り入れた方が良いのですが、玄米の味や食感が苦手な方もいますよね。我が家では同居人が玄米が苦手なので、カレーやお茶漬け、どんぶりもの等の水分で玄米をふやかしながら食べています。
個人的には白米だと3杯食べてしまうところ、玄米では1杯ですむので、だいぶ食べる量をコントロールできています。これからも続けようと思います。
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