パートナー(恋人・夫)が独立起業したいと言い出した! 私たちの体験談と現状

「5年前、パートナーのタムタムが勤めていた会社を退職し、オーストラリアで起業しました」

 

文章で書くと、あっけない。

 

この5年間、

「おいおい、大丈夫かよ….」と思うことも多々あり、

「毎月、決まったお給料をもらえる会社員に戻ったら?」と言いたいこともありました。

 

旦那や恋人が安定した仕事をやめて、独立・起業したいと言い出しました。どうすればいいのでしょか?不安です。

 

といった、質問がネット上に多いので、私たちの場合はどうだったかをお伝えしたいと思います。

 

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5年前、パートナーが突然の起業宣言

 

当時の私たちは一緒に住もうと決めたばかり。

正式な婚姻関係はないものの、オーストラリアに多い「事実婚」というパートナーシップのスタイルを選択しました。

 

突然、宣言されました。

「ふくちゃん(私)、俺、仕事やめて独立するよ」とタムタム。

 

まるで、

「今日の夕飯はおそばにしよう」と同じくらいのテンションで。

 

私はサラリーマンの父とパート勤めの母に不自由なく育ててもらってきたので、「独立」だの「起業」だのという言葉がまるで外国語のように聞こえました。

 

まぁ、オーストラリアに住んでいて、タムタムもマレーシア人なので、会話は英語です。外国語といえば外国語なのですが、普段なじみのない言葉なので、そう思ってしまったんです。

 

私「何をやりたいの?」

タムタム「企業コンサルティング」

私「私が社長だったら、あなたにコンサルティングを頼みたくないよ?」

タムタム「そうか。でも大丈夫」

 

人生いろいろ、男もいろいろ。

 

そんなフレーズが思い浮かびました。

 

パートナーといえども相手の人生に口出しはできない

同居人とははいわば運命共同体。

 

でも。

 

恋人だろうと、夫婦だろうと、他人なんですよ。

 

他人の人生に口出しする権利は私にはないと思い、

「好きなようにすれば?」とそっけなく答えました。

 

※「好きなようにすれば?」がなかなか言えないあなたはこちらの「課題の分離」についての記事を読んでみてください。

【関連記事】【アドラー心理学②課題の分離】恋愛・夫婦・親子、全ての対人関係が劇的に変化【嫌われる勇気】

 

それに、タムタムは華僑系マレーシア人。

自分で商売をしたいという華僑の血が流れているのでしょう。

 

やってみなくてはわからないしね。

 

独立起業するにあたり約束したこと

当時、私は正社員で安定収入があったので、彼に養ってもらうことは微塵も考えていませんでした。

 

住宅ローン、子ども、借金、浪費癖がないことも、彼の決意を固めた要因だったのかもしれません。

 

独立にあたり、約束してもらったことは、

「経済的な迷惑を私にかけないでね」

「私は手伝わないからね」

 

旦那さんが独立して、奥さんが事務や経理を担当、というよくあるパターンに落ち着いてしまうと、ビジネスが傾いたときは共倒れです。

 

やるからには、自分のケツは自分で拭け、と念を押しました。

 

迷走時代 (独立1~2年目)

ビジネスのことがよくわからない私から見ても、

「完全に迷走しているな」と思える状況が続きました。

 

彼は自宅オフィスで仕事を始めたものの、最初からうまくはいきません。

 

おかげで(?)タムタムは節約メニューのレパートリーがどんどん増えていき、掃除、洗濯の家事能力がぐんぐん上がっていきました。

 

帰宅したらご飯ができていることは、フルタイムで働いていた私はありがたかったです。

 

でもね、これじゃ専業主夫じゃないか。

 

海外進出時代(3~4年目)

台湾、香港、中国、マレーシア、シンガポールの華僑仲間たちの協力を得て、少しずつビジネスを拡大。

 

恐るべし華僑ネットワーク。

 

オーストラリアの自宅にいながら、運営ができるよう各国で利益を出すための仕組みを構築し始めました。

 

数か月にわたる長期の海外出張も増え、私は一人暮らし状態。

 

彼の出張先に遊びに行くというスタイルの海外旅行が増えてきたのもこの時期です。

 

行動だけみると、立派な起業家らしくなってきましたが、まだ満足いく収益はでていませんでした。

 

「まずは相手に喜んでもらう(儲けてもらう)、自分の利益はそれからだ」と、しきりに言っていました。

 

さて、タムタムは成功に近づいたのでしょうか?

 

そして5年目の今

現在は主にマレーシアの企業のオーストラリア進出のコンサルティングをしているようです。

私はいっさい彼のビジネスには関わっていないので詳しくはよくわかりません。

 

まだ収益は安定しないけど、暮らしていくにはじゅうぶんな額を頂けるようになりました。

 

5年前と変わらず、毎晩ごはんを作ってくれます。
生活レベルもまったく変わっておらず、相変わらず低コストの生活費で過ごしています。

 

変わったことは、会社勤めの時にはなかった自由な時間が増えたことでしょうか。

 

一時帰国で日本に帰るときや、一人旅に出かけるときは一緒についてくるようになったのが大きな変化です。

 

協力できること、できないこと

今もこれからも、

ほっといてあげることが一番の協力

だと思っています。

 

これはお互い様ですね。

 

私は私で楽しくやってるから、私のこともほっといてね、とよく言ってます。

 

仲が悪いというわけではなく、お互い一人でやりたいことが多いんですよね。

 

 

協力できないこと….

ビジネスランチやミーティング、パーティなどの彼の仕事関係者が集まるところへの同伴。

 

無理。

 

オーストラリアってそういう集まりはパートナー同伴が暗黙の了解となっているのですが、私はできないんです。

 

まず、極力、人と会わずに暮らしていきたいので、自由時間はおうちにいたい。

次に、着飾ったり、お化粧するのが面倒くさい。

そして、女同士でお互いを褒めあうのが苦手。

「そのドレス素敵」とか、「どこのネイルサロンに行ったの?」とかね。

 

なんの茶番だよ、、、と思ってしまう。

 

同伴ができないことに関しては申し訳ないという気持ちもあったけど、

精神的苦痛を感じてまで内助の功を演じることはないと、今では割り切っています。

 

まとめ

「嫁ブロック」という言葉があります。

転職や独立をお嫁さんに阻止される意味だそうです。

 

まずは旦那さんや彼氏の話をちゃんと聞いてあげてほしいなと思います。

パートナーの肩書や年収や勤務先の知名度につられて一緒になったわけではないでしょう?

 

「安定」も大きな魅力の一つですが、パートナーが新しいことにチャレンジして、毎日ワクワクしてるのも悪くないです。

 

うまくいかなくても、何事も経験!と、どーんと構えていきましょう。

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ふくちゃん

海外在住引きこもりブロガー
静岡県からオーストラリア・シドニーへ海外移住した元保育士。現地での仕事を辞めて、ゆるゆると心地良い引きこもり生活の真っ最中。事実婚パートナーの中華系マレーシア人との適度に適当な暮らしをブログで綴ります。

詳しいプロフィール



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