近所のショッピングセンターへ買い物に行ったときに、「一人カラオケボックス」が完成しているのを発見しました。(正式には2人で利用可能)
日本ではすっかり定着した一人カラオケですが、海外では「Karaoke」は大人数で楽しむもの、という認識が一般的でした。そこへ、ついにシドニーにも日本の「ヒトカラ文化」が上陸!私も周りのお客さんも興味津々。
でも、その見た目や場所、料金設定が日本とはいろいろかけ離れているんですよ。
オーストラリアの一人カラオケボックスと現地の人たちの反応を紹介していきますね。
もくじ
海外のヒトカラは派手な電話ボックスみたい
日本の電話ボックス、プリクラの機械と同じくらいの大きさでしょうか。
ショッピングセンターの通路に「ヒトカラ施設」が設置してあります。薬局とお持ち帰りのお寿司屋の間、という人通りが激しいところ。しかも、ヒトカラボックスの前にはベンチが置いてあって、おじいちゃん、おばあちゃんが談笑しています。
ここで熱唱はするのは、いくら箱の中とはいえ少々の勇気が必要ですね。。。。ここで何食わぬ顔で歌がうたえれば将来大物になれるのではないでしょうか。
中はこんな感じ。
イスが2つ置いてあるので、2人用を想定しているようです。
う~ん、、、体の大きいオーストラリア人だったら2人はなんじゃないかなぁ。
扉を開けたとたん大音量の音楽が聞こえてきました。外にいるときは全く聞こえないので、防音は完璧です。しかし、扉はガラスなので、歌っている姿は周りの買い物客から丸見え。
余計なお世話ですが、このカラオケ施設を利用するお客さんっているのか、とちょっと心配になりました。
オーストラリアのヒトカラの料金は高い!、、、と思いません?
料金表をチェックしてみましょう。
料金はチャージ金額や時間帯によって変動するようですね。いくらオーストラリアの物価が高いからとはいえ、この料金設定は高すぎやしませんか?
例をあげますと、
100ドル(約8800円)をチャージした場合
- 1曲3ドル(約260円)
- 15分間12ドル(約1050円)
- 30分18ドル(約1584円)
- 60分30ドル(約2600円)
チャージ無しの場合(4:00pm~12:00am)
- 1曲5ドル(約440円)
- 15分間20ドル(約1760円)
- 30分30ドル(約2600円)
- 60分50ドル(約4400円)
(※2018年1月現在 1オーストラリアドル=88円で計算)
これは富裕層の遊びです。庶民の私にはとても出せる金額じゃないです。
現地のオーストラリア人も突如現れた「ヒトカラボックス」をチェック。でも誰も利用しない。
私がカラオケボックスの中や料金を調べたり、写真をとっている間に、現地のオーストラリア人たちも「なにこれ?」と興味を示していました。
これがカラオケマシーンだとわかると、おおげさに「オー!マイ!ゴーッド!」と驚きを現す人いれば、まじまじと説明を読む人や、実際に中に入って「Free Trial」(無料お試し)を試してみるか悩んでる人も。
でもね、やっぱりボックスが小さく見えてしまうんですよ。オーストラリアを肥満大国なんだから、もう少し大き目に作らないと。それに料金だってくっそ高い。
私がショッピングセンターにいる間に歌っている人は一人も見かけませんでした。
まとめ
大人数で行くカラオケって苦手で、いつまでも自分の番が周ってこないと、人の歌を聞いている時間が無駄に思えてしまうんです(←社会不適合者)
だから、ヒトカラってすごく合理的な趣味ですよね。
シドニーの普通のカラオケ屋って2人以上で行くこと前提になってるから、最近はめっきりご無沙汰です。
だから、このヒトカラマシーン、もっと人通りがないところに設置して、料金を下げてくれれば、私は利用するんですけどね。