成田・羽田・関西国際空港発のANA国際線に搭乗の際に利用できる「手ぶらサービス」を利用してみました。
(※米国航空当局の制限によりアメリカ(ホノルル含む)路線でのご利用は不可)
「手ぶらサービス」は日本の自宅で集荷→海外の到着空港で受け取りができます。
大きな荷物を持って移動したくない方や小さなお子様連れの旅行者・一時帰国者におすすめ。
もうすぐ一時帰国が終わる海外在住者のスーツケース pic.twitter.com/5uIbHfEU4u
— ふくちゃん@シドニー (@fukuchan5818) April 11, 2024
この記事では身軽に移動できる「手ぶらサービス」の利用方法や料金、注意点などをお伝えします。
公式サイトを先にチェックしたい方はこちら
もくじ
ANA国際線「手ぶらサービス」申し込み方法・利用の流れ
ANAとヤマト運輸が提携した「手ぶらサービス」の
- 申し込み方法
- 日本の出発空
- 海外の到着空港
の流れをお伝えします。
「手ぶらサービス」お申込み方法
※日本発の搭乗日の30日前からお申し込みが可能です。
①ANA公式サイトにログインし「予約内容の確認」から「サービス」のタブを選択→「手ぶら・空港宅配」へ
②「ヤマト運輸」のお申込みサイトへ移動します。
③手ぶらサービス受付のお申込みフォームが表示されます。必要事項を記入します。
お申込み締切日・集荷締切日は地域によって異なります。
静岡から羽田空港への場合は申し込みは搭乗3日前、集荷は搭乗2日前が締切日でした。
各地域の締切日の詳細は公式サイトでご確認ください
お支払いは集荷時に行います。
支払い方法は現金のみなのでご注意ください。
料金については後術します。
④控えを受け取ります。
ANAのシドニー⇔羽田便は「第2ターミナル」から発着(2024年4月現在)
国際線=第3ターミナルという先入観があったので到着したときに「ここどこ?」ってなりました。
⑤お申し込み後、受付完了のお知らせが登録したメールに届きます。
⑥翌日、預けた荷物が空港に到着した旨のメールが届きました。
日本の出発空港で「荷物預かり票」を受け取る
預けた荷物は搭乗便にチェックインしています。
通常の空港宅配のように、荷物を受け取る必要はありません。
出発空港での流れは、
- ANAの搭乗手続きカウンターまたは搭乗口でヤマト運輸からの控えを提示
- 「Baggege Receipt」(荷物預かり票)を受けとる
Webチェックインが完了しさらに他の預け入れ荷物がない場合
チェックインカウンターに立ち寄ることなく、搭乗口付近のカウンターで荷物預かり票を受け取ることができます。
海外の到着空港で荷物を受け取る
到着空港のターンテーブル(預け入れ荷物受け取り場)で自宅で預けた荷物を受け取ります。
今回、ANA&ヤマト運輸の「てぶらサービス」を利用しました。これ楽ちんだな!
(実家で集荷→到着地の空港で受取り)
クロネコの保護ビニールかけてくれるから、ターンテーブルをまわる大量のスーツケースの中で私のが一番かわいかった。 pic.twitter.com/PEu7dmhi3H
— ふくちゃん (@fukuchan5818) April 16, 2024
ANA国際線「手ぶらサービス」の料金
ヤマト運輸の「空港宅急便料金」プラス330円(手ぶらサービス料金)が加算されます。
私の場合、
実家(静岡県中部)→羽田空港第2ターミナル→シドニー空港
- 空港宅配:2,510円
- 空港手数料:660円
- 手ぶらサービス:330円
合計:3,500円
※スーツケースのサイズは160サイズ(3辺合計が160cm、重量は25kgまで)
料金は集荷地域やサイズによって異なります。
ヤマト運輸公式サイトでご確認ください。
ANA「手ぶらサービス」の注意点
空港まで身軽に行ける「手ぶらサービス」は便利なサービスではありますが、いくつか注意点があります。
注意点①:自宅で集荷された荷物は到着地の海外の空港まで届けられます。
よって集荷後~搭乗日に買い物したものを空港でスーツケース入れることができません。
注意点②:「手ぶらサービス」は集荷時に現金でお支払いします。
集荷時にヤマト運輸の方がサイズを計ってくれます。
ANAのエコノミー及びプレミアムエコノミーの許容重量は23kgなので160サイズの料金になるケースが多いかと思います。
注意点③:お申し込み時・集荷時にいまいちど搭乗便の出発ターミナルの確認を。
手ぶらサービスを使ってみた感想
今まで「空港宅配」は利用していましたが、今回初めて「手ぶらサービス」を試してみました。
出発空港に到着後、荷物をいったん引き取る必要がないのはとても楽です。
宅配引き取りカウンターへ並び、スーツケースを持ってチェックインカウンターに行く、この手間が330円の「手ぶらサービス料」で省けるならお得なんじゃないでしょうか。
「本当にシドニー空港にスーツケースが届いているのか……」
という不安があったのも正直なところ。
自宅で別れを告げたスーツケースがシドニー空港のターンテーブルに流れてきた瞬間、ホッとしました。
スーツケースにクロネコの保護ビニールをかぶせてくれるので、無数のスーツケースの中で目立つのも手ぶらサービスのメリットですね。
オーストラリア在住のブロガーさんによる「手ぶらサービス」のレビュー記事
▶【ANA国際線 手ぶらサービス】を利用してみた 羽田発シドニー着フライト
▶ANA 国際線 羽田からオーストラリア・シドニー便 B787-9(B789)プレミアムエコノミー 搭乗記