旅行の必需品、モバイルバッテリー。
しかし、リチウムイオン電池の発火事故増加を受け、2026年に入り国際基準および航空会社のルールがアップデートされました。
この記事では、日本〜オーストラリア路線で利用されることが多い、
- JAL
- ANA
- カンタス航空
2026年3月時点のモバイルバッテリー持ち込みルールをまとめます。
もくじ
モバイルバッテリーの基本ルール(国際共通)
まず大前提として、航空会社のルールは国際航空基準(IATA)に基づいています。
全航空会社共通で、モバイルバッテリーをスーツケースに入れて預けることは禁止されています。
必ず手荷物として機内に持ち込んでください。
これはリチウム電池の発火時に客室内で対応できるようにするためです。
各航空会社のモバイルバッテリー持ち込み・使用ルール(2026年3月時点)
現時点(2026年3月)での各航空会社(JAL・ANA・カンタス)のモバイルバッテリー持ち込みのルールについてお伝えします。
JAL(日本航空)
持ち込みルール
- リチウムイオン電池のワット時定格量が160Whを超えるものは持ち込み禁止。
- 160Wh以下のものに限り持ち込み可能。(2個まで持ち込み可能)
注意点
- 機内では常に状態が確認できる場所で使用
- 頭上の収納棚への収納は禁止
参照URL:制限のあるお手荷物-JAPAN Airline公式サイト
ANA(全日空)
基本ルールはJALと同じ。
参照URL:機内持ち込み・お預かりに条件があるもの(国際線)
Qantas(カンタス航空)& ジェットスター
オーストラリアの航空会社では、2025年末からルールが強化されています。
持ち込み
- リチウムイオン電池のワット時定格量が160Whを超えるものは持ち込み禁止。
- 160Wh以下のものに限り持ち込み可能。(2個まで持ち込み可能)
新ルール(2025年12月〜)
- 機内でモバイルバッテリーの使用禁止
- 機内でモバイルバッテリーの充電禁止
- 座席ポケットなどすぐ取り出せる場所に保管
つまり、
持ち込みはできるが、機内で使えない
という点が日本の航空会社と大きく違います。
参照URL:予備バッテリーとモバイルバッテリー – QANTAS公式サイト
※JetstarはQantasグループのため、基本ルールは同じです。
機内へのモバイルバッテリー持ち込みの際の注意点
■「機内で充電」はもうできない
長時間のフライト(日本〜豪州は約10時間)では、搭乗前にスマホをフル充電しておくか、座席に備え付けのUSBポートを利用しましょう。
国土交通省は、2026年4月中旬より航空機内でのモバイルバッテリー使用(充電)を禁止する方針。対象は日本発着のすべての航空機(国内線、国際線、LCCを含む)
■容量表記を確認
本体に「Wh(ワット)」や「mAh」の表記がない、または消えてしまっているバッテリーは、没収されるリスクが非常に高いです。
■合計個数に注意
1人2個までです。友人や家族の分をまとめて持つと制限を超える可能性があります。
機内持ち込みおすすめモバイルバッテリー
飛行機に持ち込むモバイルバッテリーは、
容量100Wh以下(約27,000mAh以下)
を選ぶのが基本です。
10,000〜20,000mAhならほぼすべての航空会社で問題なく持ち込めます。
どのメーカーを選べばいいか迷った場合は、Anker(アンカー)などの大手メーカーのモバイルバッテリーを選んでおくと比較的安心。
容量表示や安全基準が明確で、空港の保安検査でもトラブルになりにくいです。
最後に
モバイルバッテリーは、今や旅行の必需品です。
スマートフォンで地図を見たり、航空券を表示したり、ホテルの予約を確認したり。
海外旅行では、スマホの電池が切れると困る場面が多くあります。
一方で、リチウムイオン電池による事故が増えていることもあり、航空会社のルールは年々厳しくなっています。
今回紹介したように、航空会社によっては「持ち込みはできるけれど機内では使えない」といったケースも出てきました。
旅行前には、
・モバイルバッテリーの容量
・個数制限
・航空会社ごとの使用ルール
を確認しておくと安心です 。



