絵が下手な人の特徴と原因を自作の「創作絵本」のイラストで考察する

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絵が悲しくなるほど下手なのに、オーストラリアでチャイルドケアの資格を取るときに「絵本作成」の課題があったんですよ。

 

今回はオーストラリアのチャイルドケア専門学校時代に作成した「創作絵本」のストーリーと絵を晒し、「絵が下手な人」の特徴や原因を考えてみたいと思います。

 

ストーリーを英語で考えるのも面倒だったけど、それよりも問題だったのが「絵」

もうね、壊滅的に下手。

 

「そうだ!ブログにオリジナリティを出すために、自作のイラストを載せよう!」と身の程知らずのことを考えるのも、「絵が下手の人の特徴」の一つですよね。

 

冷静になって見てみたらやっぱり下手なんですよ。こう見ると字も下手ですね。(描いていたときは「意外にイケるんじゃねーの」と思ってた)

 

、、、、ボツです。



絵が下手な人のイラストの特徴

私が自分の絵を冷静に判断して、絵が下手の人のイラストの特徴を8つ上げてみると、、、、

①立体感が乏しい

②遠近感が乏しい

③みんな同じ顔・角度

④背景がない

⑤どのページも似たような構図

⑥何かを持っている描写ができない

⑦お手本を見ない

⑧サイズ感がおかしい

 

上記のポイントを踏まえて、私が作った創作絵本を検証してみましょう。

絵が下手な人が作った創作絵本を絵が下手な人が考察する

資格取得のために必死に作った創作絵本です。どうしてもチャイルドケアの国家資格が欲しくて夜を徹して作った力作です。

①表紙 タイトル「Welcome to my house」おうちにおいでよ。

 

②ある日、ハッピーなうさぎはクッキーを作りました。※テーブルの角度がありえない

 

③「あのおうちからいい匂いがするよ」おなかをすかせたブタはうさぎのおうちへ行きました。※家が空中に浮いている

 

④とん、とん、とん、お腹がすいたブタだよ。入っていい?

 

⑤うさぎ「ようこそ!クッキーをどうぞ」ぶた「ありがとう」※ブタの身長が急に縮んでいる。このうち、テーブルしか家具ないの?

 

⑥「あのおうちからいい匂いがするよ」ハンサムなクマはうさぎのおうちへ行きました。

 

⑦とん、とん、とん、ハンサムなクマだよ。入っていい?※横からの視点になると動物もドアもなんかおかしい。

 

⑧うさぎ「ようこそ!クッキーをどうぞ」クマ「ありがとう」※ブタがさらに縮んでいる。遠近法ガン無視。

⑨「あのおうちからいい匂いがするよ」小さいヒヨコとおもしろいカエルはうさぎのおうちへ行きました。※ヒヨコもカエルもでかすぎやしないか

 

⑩とん、とん、とん、小さいヒヨコだよ。おもしろいカエルだよ。入っていい?

 

⑪うさぎ「ようこそ!クッキーをどうぞ」ヒヨコ・カエル「ありがとう」※先に来ていたブタとクマが縮んでいる。もはや遠近法の問題ではなく、テーブルが空中に浮かんでいるかのように見える。

 

⑫「あのおうちからいい匂いがするよ」とっても大きなゾウはうさぎのおうちへ行きました。

 

⑬とん、とん、とん。とっても大きなゾウだよ。入っていい?

 

⑭うさぎ「ようこそ、、、、ごめん、君は大きすぎるよ。。。」大きなゾウは泣き始めてしまいました。※ゾウの眉毛が突然現れる

 

⑮ブタ「そうだ、みんなでピクニックに行こうよ」ゾウは笑顔になりました。※ゾウの眉毛が突然消える

 

⑯みんなはお友達と一緒にクッキーを楽しみました。※動物の大きさが各自おかしい

絵が下手になってしまう原因

では、絵が下手になってしまう原因を考えてみましょう。

自分は絵が下手だという思い込み

教育の現場に「美術」という科目があって絵画やデッサンに数字で成績をつけられるのっておかしい。私は図画工作や美術で「強制的に何かを描かされ、望んでもいないのに教師に評価される」ってのが大嫌いでした。

 

嫌いなことが上手になるわけがありません。

 

「私は美術が苦手なんだ」という苦手意識を身に着ける → 「私は絵が下手なんだ」と思いこむ → 進んで絵を描くことしなくなる、、、、、

 

数をこなさいと絵は上手になりませんよね。

視覚の習慣・細かいところまで見ていない

私はすごく大ざっぱな性格なので、「見る」という動作も絵が上手な人より適当なんじゃないかと思います。「パッと見て」、「適当に対象をとらえる」そんな視覚の習慣があるのではないかと自己分析します。

 

空間把握能力が劣っているためか、しょっちゅうテーブルやタンスに足をぶつけてしまうし、シートナンバーをちゃんと見てないためか、飛行機の中で座席を間違えることもります。

 

「見て」「確認して」「正確に対象をとらえる」この一連の作業ができていないのでしょう。

センスが世間に受け入れられていないだけ

まだ時代が私のセンスに追いついていないだけかもしれません。

 

現時点では私の描く絵は「下手」と認識されますが、数年後は世間に受け入れられLINEスタンプになってる可能性だってなきしもあらず。

 

どこかの出版社から絵とストーリーの才能を見出されて絵本作家の道だって開けるかもしれないし。

(、、、、ここまで自分のことを前向きにとられらる自分を心から愛おしいと思う)

まとめ

というわけで、だんだん話がおかしな方向へ進んできたのでいったんまとめます。

 

つまり、「絵」や「音楽」や「ダンス」といった芸術の分野は大多数の人が「良い」と思ったものを作り出せる能力がある人を「上手」だと賞賛しますが、本当は「下手」も「上手い」もないんですよね。一人ひとりの感性はそれぞれなんです。

 

でも、私のように「字」も「絵」も下手だと、頭悪そう感がはんぱないですね。(どちらかといえば、頭は悪い)

 

※今回、晒した創作絵本は著作権は放棄しています。チャイルドケアコースで勉強されている方で、同じような課題がでたらパクってください。絵本の物語の目的として、Repetition、Problem Solving、Friendshipを盛り込んでいるので、この内容で課題はパスしています。