【アドラー心理学③共同体感覚】承認欲求を捨てて楽に生きる方法【嫌われる勇気】

アドラー心理学を日常生活に取り入れるために必要なポイントは、

  1. 目的論
  2. 課題の分離
  3. 承認欲求と共同体感覚

 

前回、前々回に続き、今回は「承認欲求と共同体感覚」についてまとめていきます。

「承認欲求」ってSNSが普及されてからよく聞く言葉になりました。

さらに、「承認欲求おばけ」なんて言葉も。「私を見て~」「褒めて~」「認めて~」「受け入れて~」ってやつですね。

 

そういうのが心から煩わしいと思ったんで、私はSNSやめちゃいました。自分の私生活を晒すことにメリットもないですし、投稿にコメントや「いいね」がつくと、監視されているような気分になってしまって。

 

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アドラー心理学では「承認欲求」を清々しいほどに否定しています。その一方で「共同体感覚」を提唱しています。この2つの違いについてお話しますね。

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生き辛さの正体のは「承認欲求」手放さなければならない5つの理由

①他者に認められることでしか自分が価値のある人間だと認識できないため、常に他者の目を意識して行動してしまう。

②自分の存在を認めてもらいたいがゆえ、「他者の課題」に介入し、対人関係のトラブルに発展。

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③自分の人生の目的を無意識に無視し、他者の期待に応えようとするため、生き方が「他人軸」となる。

④「認める」「褒める」「受け入れる」は他人の行動であるためコントロール不可能だということを理解していない。

 

「賞賛を得たい」「気持ちをわかってもらいたい」「うらやましがれたい」っていうのは、そもそもおかしな行動・欲求ってことを理解しなければなりません。他人からの言葉に一喜一憂するほどバカバカしいものはないんですよ。

 

だって、他人の感情はコントロール不可能だから。

 

「他人がどう思うか」より、「自分がどう思うか」が一番に大切にしなければいけない感情です。

 

親の期待、世間体、見栄やプライド、、、、どうでもいいんですよね。他人から幸せそうだと思われることと、自分が幸せだと思うことは全くの別物、と理解できたとき、本当の意味での「自分の人生」を歩むことができます。

共同体感覚を身につける3か条

アドラーは「承認欲求を捨て、共同体感覚を持ちなさい」と提唱しています。共同体感覚って一体どんな感覚のでしょうか。3つのポイントから紐解いていきましょう。

自己受容

他者からの評価ではなく、自分自身で「私は価値がある」と思うこと。アドラーは「自分に価値があると思える時に人は勇気を持てる」と言っています。

 

「自分自身の存在の肯定」、、、どんな状況であろうと、ありのままの自分自身にOKを出してあげることで、「嫌われないようにしよう」「承認されよう」という他者への期待をつっぱねる強さが「自己受容」です。

 

他者からの注目・関心・好意を得ようと、あれこれ画策するのをやめて、まず自分で自分自身を受け入れる、承認する、価値のある人間だと信じることが自己受容の第一歩です。

他者信頼

損得勘定やギブ&テイクのような、見返りを期待してその人を承認(評価)する考え方ではなく、無条件で他者を信頼します。

 

嘘をつかれたり、裏切られたりすることも人間関係の中ではありますが、それは自分の課題ではなく、相手の課題、ここでも「課題の分離」がポイントとなります。

 

例えば、「あなたが私のことを愛してくれるのであれば、私もあなたを愛します」といった条件付きの愛情は「他者信頼」ではありません。

 

無条件に他者を信頼することはリスクがあるから、といって避けていてると、誰とも深い関係を築くことができず、浅い関係しか築けなくなってしまいます。

他者貢献

「自己満足」を得るためでなく、「他者の満足」に行動します。

 

自分の行為が他者への喜びや幸せ、共感などに繋がっていれば、それは「他者貢献」

 

他者貢献は「他人に認められたいが為の行為」や自己犠牲ではなく、自らの純粋な意思で行動し、「私は誰かの役に立っている」という主観的な感覚が大切です。

 

「他者からの承認」(褒められること)に依存してしまうと、常に他者を意識した行動になってしまい、結果、自由を失います。

 

つまり、共同体感覚とは、

  • 自分が大好き
  • 他者も大好き
  • 他者の役に立っているという貢献感(見返りや「ありがとう」は求めない)

まとめ

SNSの使い方にしても、「自撮り」「恋人や子どもの写真を載せる」「ポエム風の独り言」などは、100%フォロワーの評価や反応を意識したもので、「私の承認欲求を誰か満たしてください」「私は自己受容ができない人間です」「私は他人軸で生きています」というSOS.

 

この状況に、アドラー心理学を適用すると、「他人の期待は満たさなくていい」ので、私は何の反応もしなくていいってことです。

 

アドラー心理学では「すべての悩みは対人関係の悩みである」と考えられています。

 

本書のタイトル「嫌われる勇気」は他者から積極的に嫌われることを推奨しているのではなく、「嫌われることを恐れるな」という意味合いなんですね。

 

他者の期待を満たす必要はない、他者も自分の期待を満たす必要はない、と考えれば、相手との関係が上手くいかない時も心が乱されません。

 

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ふくちゃん

海外在住引きこもりブロガー
静岡県からオーストラリア・シドニーへ海外移住した元保育士。現地での仕事を辞めて、ゆるゆると心地良い引きこもり生活の真っ最中。事実婚パートナーの中華系マレーシア人との適度に適当な暮らしをブログで綴ります。

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