家庭環境が複雑だった男性の7つの特徴 どんな大人に成長する?

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家庭環境が複雑だった男性の特徴やどんな大人に成長するか?というお話です。

 

このブログにちょいちょい出てくる事実婚パートナーのマレーシア人・タムタムはその言葉通り「家庭環境が複雑な男性」

 

タムタム
マレーシア・ペナン島出身のタムタムだよ。ふくちゃんと一緒にシドニーで暮らしているよ。

 

彼と一緒に暮らしていく中で「子ども時代の家庭環境が影響しているんだな」と感じていることをお伝えしますね。

 

まずは涙なしでは語れないタムタムの子ども時代のお話から読み進めてください。



家庭環境が複雑だったパートナーの過去

少々長くなりますが、私の相棒・タムタムの過去についてお話させてください。

 

タムタムはお母さんがいません。

 

かといってお父さんに育てられたわけでもありません。

 

3歳の時、朝起きたら「お母さんがいなくなってた」とのこと。

 

その後、お父さんは別の女性と再婚。タムタムには新しいお母さんができました。

 

しかし、新しいお母さんはタムタムに愛情を注ぐことはなく、お父さんは仕事で忙しく、幼少期から小学校にかけては「いつも道に座って毎日過ごしていた」とのこと。

 

家族と折り合いが悪くなったタムタムは小学生の頃からあまり家に寄り付かなくなりました。

 

道か市場をうろうろし、地面に落ちているお金を拾ったり、市場の果物を恵んでもらって日中は過ごしていました。

 

その後、親せき中をたらいまわしにされ、小学校の教員をしている「叔母さん」のところに身を寄せ、勉強を教えてもらい、高校に進学したものの高校2年生で中退。

 

「勉強よりお金を稼ぎたい」との理由で16歳から社会にでました。

 

なので、タムタムのマレーシアでの学歴は「中卒」です。

 

いろいろな仕事を転々とし、最終的に衣服の仕立てをするテイラーとして自分のお店を構えました。

 

お金を稼ぎたい一心で努力をし、大手ホテルとの契約を取り付け人並みのお給料、人並みの生活ができるようになったとのこと。

 

そして、彼を育ててくれた叔母さんが亡くなったことをきっかけにオーストラリア行きを決意。

 

当時のタムタムは29歳。30目前で海外を目指したのでした。

 

留学先の専門学校のオリエンテーションで隣に座っていたのが私でした。

 

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家庭環境が複雑だった男性の7つの特徴

タムタムとの生活の中で「これは家庭環境が複雑だった彼独自の特徴かもしれない」と思うことをお伝えします。

自立している・家事ができる

幼い頃から自分のことは自分でしなければならない環境だったためか、家事は私より完璧にこなします。

 

「おいしいものを食べたい欲求」は人一倍あり、休みの日のたびに食材を買いに行き、キッチンであれやこれやと楽しそうに作っています。

 

食材は無駄にせずセール品を組み合わせて美味しいお料理を作る姿は頼もしいの一言。

 

洗濯や掃除も率先して行うので、一昔前の日本のように「妻が夫の面倒をみなければならない」なんてことはなく、私は本当に楽をさせてもらっています。

自分の機嫌は自分でとる

タムタムは不機嫌になることや、イライラすることや、怒ることがないんです。

 

いつも機嫌が良いのは「自分の機嫌は自分でとらなければならない」そんな環境で育ったからなんじゃないかと思っています。

 

すぐに不機嫌になって周りの人にかまってもらおうとする人って、親に甘やかされて育ってきたからそういう態度がとれるんですよね。。。

稼ぐことに対して貪欲

道に落ちている小銭を拾ったり、市場の人に食べ物を恵んでもらって過ごしていたタムタムは「稼ぐことに貪欲」

 

ビジネスチャンスがあればすぐに飛びつき、稼ぐための試行錯誤に情熱を傾けます。

 

6年前に起業し山あり谷ありでしたが、今は「午前中しか働かない」というライフスタイルに辿り着きました。

 

「お金じゃ幸せは買えないけど、お金がないのは不幸」を身をもって経験しているからこそ「効率良く稼ぐ」ための研究は今も余念がありません。

 

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安いものを見つけると衝動買い

スーパーマーケットの特売品や、デパート・ショッピングモールのセールで普段よりも安くなっているものを見つけると、「必要か?不要か?」を深く考えずに買ってしまう癖があります。

 

「得した気分」になりたい、安い時に買っておかなきゃ!そんな気持ちになるのかもしれません。

 

生活を圧迫するような衝動買いではありませんが、少しづつ改めていってくれれば嬉しい。

困っている人や弱者に優しい

2人でマレーシアを旅行した時、ホームレスのおっちゃんにお金をせびられました。

 

私は心の中で「早く逃げよう」と思っていましたが、

タムタムは、

「お金はあげない。でもお腹が空いているなら一緒にご飯を食べる?」

とおっちゃんをランチに誘い、3人で屋台でラクサを食べました。

 

日本で災害があると「ふくちゃん(私)の国だから」とまとまった額を寄付します。

 

過去に「助けられる弱者の存在」だった体験を通して「助け合い」の精神が身についたのかな、と思います。

些細なことでも感謝する

「Thanks,God」(神様、ありがとう)とよくつぶやきます。

  • 今日も体が動く、ありがとう
  • 今日もごはんが食べれる、ありがとう
  • 天気がいいなぁ、ありがとう
  • お布団がふかふかだね、ありがとう

 

1日に何回も何回も普通だったら「当たり前」だと通り過ぎてしまうことに「ありがたい」と感謝しています。

 

一般的な「当たり前」が「当たり前じゃなかった」過去の経験が影響しているのかもしれません。

子ども時代にできなかった体験に興味を示す

保育園・幼稚園に通った経験がない彼は「かくれんぼ」や「絵本の読み聞かせ(日本語学習を兼ねて)」「ずいずいずっころばし」「げんこつやまのたぬきさん」に興味を示します。

 

そして、眠りに落ちる直前まで誰かが隣にいてくれた記憶がない、という彼は「寝かしつけ」をするとあっという間に穏やかな寝息をたてて寝てしまいます。

 

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家庭環境が複雑だった男性の方が結婚相手向きかな、と思う

  • 自分のことは自分でできるので、私に依存してこない。
  • ネガティブな感情を私にぶつけてこない。

ってのは家庭環境が複雑だったタムタムの長所だと思います。

 

共同生活をするパートナーとしては素晴らしい資質を持ち合わせています。

 

だから、お付き合いする人や結婚相手の家庭環境については一見後ろ向きな過去があったとしても、

  • 当事者の気の持ちよう
  • そこから何を学んだか

で良い方向にも悪い方向にも向かうってことです。