シドニーの大人気オプショナルツアー「ブリッジクライム」でハーバーブリッジを登ってきました。
実はあまり乗り気ではなかったんですよ。ブリッジクライムが観光客に人気ってことは知ってましたが、ハーバーブリッジって134メートルもあるんですよ?

が本音だったんですけどね、ブリッジクライムを体験してみて
「シドニーに来たんだったら登っとけ!」
と考え方がすっかり変わってしまいました。
本記事ではブリッジクライム体験記とブリッジクライムツアーに関する気になるあれこれをまとめました。
これからシドニー旅行を計画中の方に参考になれば嬉しいです。
- シドニーの絶景スポットに行きたい
- 一生に一度の「非日常体験」を味わいたい
- 一人参加できるシドニーの現地ツアーを探している
- 思い出に残る記念日をシドニーで祝いたい
- 帰国日、ホテルをチェックアウトしてからの半日ツアーを探している


◆ブリッジクライムの詳細をみる>>ブリッジクライム・シドニー|JTBオーストラリア
ブリッジクライムの集合場所は「ブリッジクライムオフィス」

ブリッジクライム・シドニーの集合場所はこちらの建物。
最寄り駅は「サーキュラ・キー駅」(Circular Quey Station)もしくは「ウィンヤード駅」(Wynyard Station)どちらも駅から13分ほどです。

オフィスに入ったらまず受付けを済ませました。ツアー参加のバウチャーを渡すとスタッフの女性から、

と聞かれたので、朝のブリッジクライムに参加される方は朝ごはん抜きの習慣の方も軽く食べておいた方がいいですね。
お土産屋

オフィス内のお土産屋さんではハーバーブリッジやオーストラリアにちなんだお土産をたくさん見かけました。
他のお土産屋やマーケットでは見かけない商品が多いのでぜひチェックしてみてください。

ナノブロックで作ったハーバーブリッジ!これ、すごくないですか?日本に帰ってもオーストラリア気分を味わえますね。
カフェ

カフェにはパンやスイーツ、コーヒーなどの飲み物が売っていました。窓際にテーブルもありますので早めに到着して、こちらで軽い朝ごはんでもいいかも。
資料館・シネマ

受付カウンターの横にはハーバーブリッジの資料館があります。その昔、どうやってあの巨大なハーバーブリッジを建設したのかがよーくわかる資料が展示されています。
ブリッジクライムに参加する前に資料館をみておくと、登った時に感慨深い気分になること間違いなしです。

資料館の奥にはシネマがあり、ハーバーブリッジで行われるイベントの紹介ムービーが放映されています。
私が資料館やシネマに入った時はお客さんは1人もいなかったので、ここを知らない方が多いのかもしれません。ブリッジクライムの前か後にのぞいてみてくださいね。
トイレ

トイレはオフィスの中にもブリッジスーツに着替える場所にもあります。ハーバーブリッジを登り始めたらトイレには行けないので必ず事前に用を済ませておきましょう。
トイレの清潔度は平均的、日本のトイレに比べると劣ります。ウォシュレットもありませんが許容範囲だと思います。
ブリッジクライムの集合場所の詳細
住所 | 3 Cumberland St, The Rocks NSW 2000 |
電話番号 | 1300 908 057 |
営業時間 | 9:00~20:00 |
定休日 | 無し |
WEB | ブリッジクライム・シドニー(JTBオーストラリア) |
ハーバーブリッジを登るための「安全講習」って何するの?

オフィスの2階は待合室になっています。ブリッジクライムの予約時間の5分前になったら担当のスタッフが「●時のブリッジクライムに参加する方~!」と呼んでくれました。

この扉の向こうでハーバーブリッジを登るための「安全講習」が行われます。
免責同意書の記入

まず免責同意書に記入します。内容は名前や住所、緊急連絡先、免責事項の確認などです。日本語の同意書もありますので英語が苦手な方も安心です。
アルコール検査

アルコール検査はスタッフが差し出す呼気検知器に向かって「12345」と数をかぞえます。息が吹きかかれば何語でもオッケーなんじゃないでしょうか。
めがねやサングラス以外の持ち物はロッカーに預ける

ブリッジクライムのツアー参加中は身に付けられるものはメガネかサングラスだけ。
後はすべて鍵付きのロッカーに預けます。(スタッフの後ろにロッカーが写ってますね)
安全講習がおわったら、ブリッジスーツに着替えて安全ベルト・ヘッドフォンを身に付けます。
すべてスタッフが手伝ってくれるので、着替え以外は説明がよくわからなくても「立ってるだけ」で大丈夫でした。
安全講習は英語で行われますが、JTBオーストラリアでお申し込みの方は日本語での安全講習の動画を見ることができます。
英語でぺらぺら話せされても意味わからないかも、と不安な方は内容を予習できるので安心です。
◆ブリッジクライムの詳細をみる>>ブリッジクライム・シドニー|JTBオーストラリア
シドニーの絶景ポイント!ブリッジクライムでハーバーブリッジに登ってみた

ブリッジスーツ、安全ベルト、ヘッドフォン、無線機を身に付けたらいざ出発!
、、、、の前に空港の出国審査にあるような金属探知機のゲートをくぐります。安全への取り組みが徹底しています。橋の上で何かあったら大変ですからね。
そしてリーダーの指示に従ってハーバーブリッジに登っていきます。
参加したグループのリーダーは「ハリー」という陽気なオーストラリア人男性。

もうこの時点でドキドキハラハラだったんですけど、とにかくハリーを信じてついていこう、と腹をくくりました。

ブリッジクライムはグループで行います。オーストラリア国内・海外からの参加者たちで国際色豊かな雰囲気でした。目の前のやたら背が高い男性の背中をみながら一歩一歩、上へ登っていきます。

ヘッドフォンからはハリーがハーバーブリッジの歴史や観光案内らしきことをぺらぺらとしゃべっているのが聞こえたんだけど耳を傾ける余裕はありませんでした。
周りの人たちはハリーが繰り出す冗談に笑ってるのに私だけ真顔。
だって、普通に緊張するじゃないですか。高いんですよ、ハーバーブリッジって。134メートルもあるんですよ。

下を見てしまうと足から腰にかけてぞくぞくします。「下を見ない、前を見る」を心がけて前に進みます。
ところどころでリーダーのハリーの参加者を気遣う声がヘッドフォンから流れてきました。

少々テンション高めの参加者たちは楽しげに「イエーイ!」と腕をあげ親指を立ててました。
私はだいぶ腰がひけてましたが、ハリーの期待を裏切ってはいけない、との謎の使命感から弱々しい「イエーイ!」やっときました。

オペラハウスが見えてくるころ、だいぶ周りの景色を楽しむ余裕がでてきました。改めてシドニーという街の美しさを感じ、ちょっとずつ「ブリッジクライムに参加してよかったかも」と思い始めました。

普段は遠く高いところになびいているハーバーブリッジの頂上のオーストラリア国旗もこんなに近くに見えます。
ここまで高いところに身を置くことって普段なかなかないじゃないですか。
でも「恐い」って感情はいつのまにかなくなって、日常のこまごました悩みとか吹っ飛んでいって「私の人生はパーフェクトだ!」と不思議と前向きになってたんですよね。
そう思わせてくれるシドニー湾の絶景、シドニーに来たらあなたにも絶対みてもらいたい。

シドニー湾の景色が最高に美しいスポットで写真をとってくれます。ツアー料金にはグループ写真が含まれており、個人で撮ってもらった写真は購入する必要があります。
写真撮影は参加者のグループごとに行うのですが、記念日で訪れたカップルはカメラの前で熱い抱擁を繰り広げてました。
この景色だから気持ちも盛り上がっちゃうだろうな、と妙に納得。シドニーに訪れるカップルはぜひブリッジクライムに参加してみてください。
2人で何かを達成した経験ってなかなか良さそうですよ。
詳しいブリッジクライムのツアースケジュールやお申し込みの流れはJTBオーストラリア公式サイトでチェックしてくださいね。
ブリッジクライムツアーおすすめの2コース【オンラインで予約可能】
ブリッジクライムツアーのおすすめコースを2つ紹介します。
予約はオンラインで簡単に完了。JTBオーストラリアの日本語のサイトでツアー参加の時間帯や希望のコースを選べるので安心ですね。

※ツアー代金はオーストラリアドルでの表示です。お申し込みに進むと日本円での目安が表示されます。
オンライン予約だけのWEB特別料金は以下のリンクからご確認ください
詳細ページをチェック>>ブリッジクライム・シドニー・オプショナルツアーJTBオーストラリア
サミットエクスプレス
内側アーチを登り頂上へ向かう2時間半のショートツアーです。橋の中央で頂上へ上りシドニー湾の景色を堪能した後、折り返します。
デイクライム
朝から夕方までの日中に行うツアーです。(平日・土日同料金)
通常料金 | |
大人 | $308.00 |
子供 | $208.00 |
トワイライトクライム
夕暮れに行うツアーです。(平日・土日同料金)
通常料金 | |
大人 | $374.00 |
子供 | $264.00 |
ナイトクライム
日没後に行うツアーです。(平日・土日同料金)
通常料金 | |
大人 | $268.00 |
子供 | $188.00 |
日本語通訳付きプラン
参加日程:月・金曜日 9:30am、水・土曜日2:30pm のみ
通常料金 | |
大人 | $308.00 |
子供 | $208.00 |
サミット
外側アーチを登り頂上へ行く、ブリッジクライム満喫約3時間半のツアーです。
デイクライム
朝から夕方までの日中に行うツアーです。(平日・土日同料金)
通常料金 | |
大人 | $308.00 |
子供 | $208.00 |
トワイライトクライム
夕暮れに行うツアーです。(平日・土日同料金)
通常料金 | |
大人 | $374.00 |
子供 | $264.00 |
ナイトクライム
日没後に行うツアーです。(平日・土日同料金)
通常料金 | |
大人 | $268.00 |
子供 | $188.00 |
※最新の料金は公式サイトにてご確認ください>>JTBオーストラリア公式サイトで詳細をチェック
オンライン予約だけのWEB特別価格は以下のリンクからご確認ください
詳細ページをチェック>>ブリッジクライム・シドニー・オプショナルツアーJTBオーストラリア
※ツアー代金に含まれるもの
英語ガイド、クライム料金、グループ記念写真1枚、特製ロゴ入り帽子、名前入クライマー証明書
*日本語通訳(日本語通訳付ツアーのみ)【レンタル】ロッカー、ブリッジスーツ、クライミングギア(安全ベルト・ハーネス)
【その他レンタルできるもの】ハンカチ、フリース、ヘアゴム、雨具
※ツアー代金やお申し込みの流れ・ツアースケジュールなどの詳細はJTBオーストラリア公式サイトでご確認ください。
ブリッジクライムのツアー参加時の服装&持ち物
ブリッジクライムに参加する際の服装と持ち物についてお伝えします。
服装
ブリッジクライムのツアーでは以下の画像のブリッジスーツと呼ばれるつなぎを着用します。

着用している洋服の上にブリッジスーツを着るので「Tシャツとズボン」のように動きやすい服装、靴は歩きやすいスニーカーやウォーキングシューズでツアーに参加してください。
ブリッジスーツのサイズは?
ブリッジクライムはお子様から体格の良い外国人まで参加しますので、ブリッジスーツのサイズは細かく展開されています。
身長が150cm台の私にも、2メールくらいありそうなオーストラリア人男性にもぴったりのブリッジスーツがありますのでご安心ください。
スタッフが参加者の体型をみて「あなたはこれ!」とちょうどよいブリッジスーツを渡してくれます。

持ち物
◆髪の毛が長い方は縛るヘアゴム ※橋の上はけっこう風が強かったです。写真を撮ってもらえるので髪をまとめておいた方がいいかも)
◆ツアー参加のバウチャー(必ずプリントアウトしてオフィスで提示してください)
◆グループ記念写真、クライマー証明書、帽子が入る袋
◆紫外線対策を徹底したい方はサングラス&日焼け止めクリーム(参加者が自由に使える日焼け止めクリームはあります)


帽子はブリッジクライムのロゴ入り。普段使いもできそうなシンプルなデザインです。

ブリッジクライムツアーは雨の日は中止?催行?

ブリッジクライムツアーは雨天でも催行されます。(レインコートが支給されます)
しかし、雷を伴う雨、極端に風が強い日はツアーは延期となる可能性があります。
限られた時間しかない旅行中に延期されても参加は難しい場合はツアー代金は返金されます。
ブリッジクライムに参加不可・医師の診断書・相談が必要なケース
ブリッジクライムは高い場所に登るアクティビティなので参加不可・医師の診断書・相談が必要なケースがあります。
「私は参加できるかな?」と不安な方は必ずご確認ください。
参加不可
妊娠24週目以上は参加不可
医師の診断書が必要
- 妊娠24週未満
- 75歳以上
事前にブリッジクライムに相談が必要
- 心臓疾患
- 呼吸器障害
- 怪我(捻挫打撲含む)
- 手足の障害
- 手術後回復途中
子供は参加できる?
■ブリッジクライムは8歳以上、身長120cm以上の方がご参加頂けます。
■子供料金のお子様は大人と一緒に参加が義務付けられています。
ブリッジクライムツアーのデメリット

実際にブリッジクライムに参加してみて感じたこのツアーのデメリットもお伝えしておきますね。
(正確には「デメリットだと思っていたこと」ですが)
■翌日、筋肉痛(私が参加した2時間半の「サミットエクスプレス」は約1000段の階段をのぼります)
→よって強制的に運動不足解消、というメリットでもあります。
■カメラやスマホを持ち込めないから自由に写真が撮れない
→仮に持ち込めたとしても写真をとる余裕なんてありません。安全面を考慮すれば持ち込み禁止が当たり前だよな、、、と参加してみればわかります。

■ブリッジクライムのツアー代金、高くない?
→高いと思いました。頻繁にブリッジクライムを体験できるようなお値段じゃないです。
2時間半のコースでもWEB特別料金で308ドルです。でもね、安全対策・橋のメンテナンス・人件費・保険ぜんぶひっくるめたら納得のお値段。

ブリッジクライムツアーはシドニー旅行の帰国日にもぴったり

ブリッジクライムの所要時間はコースによって1時間半~3時間半。
だからシドニー旅行の帰国日、ホテルをチェックアウトしてから何をするかお悩みに方にもおすすめなんです。
ブリッジクライムの集合場所はシドニー市内中心のロックス地域にあるので、ホテルからも簡単にアクセスできます。
ツアーが終わったあとはロックス散策やサーキュラ・キー周辺でランチやお茶も楽しめますしね。

まとめ:一生に一度は見ておきたいシドニーの絶景、ブリッジクライムで叶います

ブリッジクライムに参加する前は高いところってなんとなく怖いんだよなぁ、と思っていました。
でも「シドニーに来たら一度は体験してみて!」と言いふらしたくなるほど、すっかりハーバーブリッジからの絶景に魅了されました。
ブリッジクライムに参加するメリットって当日見ることができる景色だけじゃなくて
- ハーバーブリッジに登った、という達成感
- ハーバーブリッジを見るたびに「あの橋に登ったんだ!」という感慨深い想い
これがずーっとあなたの心の中で残ることなんです。
だからブリッジクライムは年代・性別・国籍問わず人気なんだな、と納得したんですよね。
今回のブリッジクライムは午前中の「デイクライム」に参加したんですけど、夕暮れのトワイライトクライム、夜景が見えるナイトクライムもきっと素敵なんだろうなぁ。
◆ブリッジクライムの詳細をみる>>ブリッジクライム・シドニー|JTBオーストラリア