40代女性無職の生活リズムはどんな感じ? 1日のスケジュールを紹介

※当サイトでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。




世の無職ブロガーは「昼夜逆転」という生活リズムに陥ってしまうようですが、無職5か月目の私はまだ朝起きて、夜寝る、という生活です。まだまだ無職としては初心者なので、働いていたころの習慣が残っているのでしょうか、夕ご飯を食べると、「そろそろ寝なきゃ」と思います。

 

それでも、幼稚園で働いていたころのように朝5時半起き、なんてことはなく、目が覚めたら起床です。友達とランチやお茶の予定が入ってなければ目覚まし時計をセットすることはありません。

 

思ったより暇じゃないんですよね。何かしら毎日することがある。でも、それは、誰かに強制されてやることではなく、自分がしたいことなので、働いてた頃よりずっと生活は充実しています。

 

自分がやりたいことがわからない、何が向いているのかわからない、という方は、学校も仕事もいったんやめて、「1日中、好きなことをやってていいよ~」という100%自由な時間をしばらく過ごし、自分が何をして、何を考えて日々の暮らしを送るかを客観的に観察してみるといいかも。

 

多少の蓄えと家族の理解が必要となりますが、「自分探し」と銘打って旅に出るより、日常生活をのんびり過ごすことで見つかることの方がずっと現実的です。

 

かといって、私の「今後の方向性」が今までの無職生活で見つかったわけではありませんが。しいて言うなら、「私は働くことには向いていなかった」ということと、「できるだけ長く無職生活を続けて行きたい」

 

ちょっと話がずれましたが、

今回は備忘録の意も含め、これから無職を目指す方に向けて、海外在住、40代女性、無職の1日のスケジュールを嘘偽りなくお伝えしたいと思います。



楽しい無職生活のとある1日

10時:起床

このぐらいの時間になると、寝室に日が差してくるので自然に目覚めます。

インスタントコーヒーに豆乳をたっぷり入れて飲み、天気が良ければアパートの目の前の公園を散歩。

無駄に広くて、緑が多くて、気持ちの良い場所で、5年前に「ここに引っ越して来れば毎日公園を散歩できる」と現在住んでいるのアパートに引っ越してくる決め手になった公園です。

でも、働いているときはめったに来ることはなく、無職になった今やっと公園の恩恵にあずかることができました。

11時:ブランチ、メール返信

散歩から戻ってブランチ。朝早く起きなくなってからは、朝食と昼食は同時に食べるようになりました。昨晩の夕飯の残りとか、果物とヨーグルトとか、ご飯に納豆とか、簡単に済ませます。

 

ご飯が終わってからiphoneの電源を入れて、メールだのチャットだのをチェック。(私に緊急の用事がある人はいないし、通知音がイラっとするので)

 

もうすぐ帰国する友達からご飯のお誘いがあったので返信。担担麺と餃子を「餃子の王将」で食べたいと無理を言ってみる。(当方オーストラリア・シドニー在住)

12時:原稿書き始める→あきらめる

実は無職と言っておきながら、旅行サイトの「シドニー在住ライター」という肩書も持っています。編集部からせっつかれ、パソコンを開き、

 

「オーストラリアのカフェはなぜイタリアのコーヒー文化の影響を受けているのか」みたいな原稿を書き始めるものの、自分の文章がつまらなすぎて、キッチンに移動し、冷蔵庫をあさりチョコレートを食べる。(毎日この繰り返し)

 

これじゃ、サザエさんに出てくる「いささか先生」じゃないか、、、いや、いささか先生は作家か、、、などと、どうでもいいことを考えつつ、おもむろにプレステのスイッチをオン。

 

「ゲームしてから考えよう」

13時:日本語レッスン

同居人タムタムの日本語の勉強。

マレーシア人パートナーは「暇な」個人事業主なので、平日の昼間も無職の私のようにふらふらしています。お互い家にいるときは日本語を教えています。

まず50音の発音練習。

ふくちゃん
リピート アフター ミー! あ い う え お
タムタム
あ い う え お! かきくけこ、しゃししゅしぇしょー!

簡単な質問に答える練習

ふくちゃん
これはなんですか?
タムタム
うんこです
ふくちゃん
うんこじゃないでしょ! ネコでしょー!

てな具合で。

国籍や年齢にかかわらず、男は「うんこ」が好きなのです。

14時:かくれんぼ

日本語レッスン(レッスンというほどのもじゃないが)のあと、タムタムのマイブーム「かくれんぼ」をします。

タムタム
ねー、ふくちゃん、暇?暇?Hide and Seekしようか?10数えたら探して?

※Hide and Seek=かくれんぼ

 

なぜか私だけが鬼の役をやらせる理不尽なゲームです。2LKのせまいアパートなので隠れるところもパターン化されてますが、「探しているふり」をしてあげるとたいそう喜びます。

 

注:タムタムは私の子どもではなく40代のおっさん。保育園、幼稚園に通ったことがないので、いわゆる「子どもの遊び」が新鮮らしい。

15時:おやつ

一時帰国のときに実家からくすねてきた緑茶とイオンで買ったグミをもぐもぐ。

静岡出身なので、緑茶はおいしいのを飲みたいんですよ。でも、日本で飲む緑茶とシドニーで飲むのではなんか味がちがう。

硬水(オーストラリア)と軟水(日本)の違いか?

暇になると、味覚も研ぎ澄まされる、としみじみ感じながらお茶をすすりました。

16時:引き続きゴロゴロ

夕方から出かける予定があったので、それまではリビングのソファでスマホゲーム。

スマホはもはやコミュニケーションを取る道具ではなく、ゲームと動画鑑賞のツール。

 

無職の特権は「どうでもいい人と接しなくてもいい」に尽きます。だから、どうでもいいことでどうでもいい人が連絡してくると心底気が滅入るので、スマホに通話機能やチャット機能はそれほど必要ないんですよね。(ちょっとは必要)

17時:久しぶりの外出

昼間、約束した友達に会いに電車でシティへ。

普段は引きこもっています。この日は2か月ぶりくらいに電車に乗りました。毎日パートナーとシェアメイトくらいしか人間を見ていないので、人がたくさんいるところは気力が奪われるような感覚に襲われます。

食べたかった「担担麺と餃子」にほど近い「焼きそばと焼き小龍包」を思う存分食べて、カフェでお茶して帰宅。

普段は、家で夕飯食べてシェアメイトとおしゃべりしたり、テレビ見たり、本読んだりしてます。

22時:ブログ書く

夜になると何か書きたくなります。

人生で初めての無職生活の記録として立ち上げました。

 

もうすぐ生まれてから3か月になるこのブログ。3か月前と比べると訪問してくださる方が増えてきました。ってことは、世間の一部の人は無職生活にきっと興味があるんだ、と思い、「無職の1日」という内容でこの記事を書いています。

 

忙しい毎日を送っていて、なんだか生きている意味がわからなくなっちゃった人に「無職になって少し休もう」「旅に出て心からリラックスしよう」「居心地の良いお部屋でおいしいものを食べて過ごそう」という思いが、少しでも伝わればいいな、と思っています。

0~2時:眠くなったら寝る

特に寝る時間は決めていませんが、12時周るとそろそろ寝るか、寝室に向かいます。

そこから本を読んだり、アマゾンビデオでダウンロードした映画やドラマを見たり、ダラダラ過ごし寝落ち。

「明日も働かなくていいんだ」という幸福感とともに眠りに落ちることができる生活がずっと続けばいいな。

まとめ

1日の行動をダイジェストでお送りいたしました。

仕事をしていなくても、「暇で暇でしかたがない」っていう感じじゃなくて、やりたいことはいっぱいある。それは、「やらなければならないこと」という義務ではなく、あくまでも自分が「やりたいこと」だから、特別なことをしなくても毎日満足です。

 

明日も明後日も似たような日々が続いていき、唯一変化することといえばタムタムの日本語能力くらいでしょう。

 

お金をかけず楽しむ方法なんていくらでもあるので、できればこのまま隠居生活に突入できるのが理想です。

[blogcard url=”https://www.muffintop-days.com/archives/466″]