一時帰国が終盤に差し掛かり、荷物の整理を始めました。
現在、6月。
日本はちょうど梅雨に入ったところ。
スーツケースにTシャツやら食材やらを詰め込んでいたら、
「あ、シドニーは冬だ……」
と気づきました。
「そうだった、帰るのは“冬の国”だった……」と。
「一時帰国あるある:季節逆転のギャップ」と「時差VS気温差」について、ちょこっと考えてみました。
もくじ
日本とオーストラリア、季節が真逆ってこういうこと
オーストラリアは南半球。
つまり、日本と季節が真逆です。
- 日本が春→オーストラリアは秋
- 日本が夏→オーストラリアは冬
- 日本が秋→オーストラリアは春
- 日本が冬→オーストラリアは真夏
たとえば12月下旬に日本へ一時帰国すれば、極寒の日本へ真夏のシドニーから飛ぶことに。
逆に、6月の今は、初夏の日本から真冬のシドニーへ帰るという現象が起きます。
頭ではわかっていても、到着するまで実感がわかないというか、、、
荷造り:夏服と冬服を同時に詰める矛盾
この季節逆転で、ちょっとめんどうくさいなぁと思うのが荷造りです。
たとえば今回のように、日本が初夏だと、身体は完全に夏モード。
でも、シドニーは冬。
シドニー空港に降り立つときは冬の装いをしていなければなりません。
羽田空港で着替えるか、、、、コートだけ手荷物で持って行けばいいか、、、とか、あれこれ考えるのもね、なかなかめんどうくさい。
じわじわ効いてくる「気温差ボケ」「湿度差ボケ」
「時差ボケ」は有名ですが、オーストラリアで暮らす人々は「気温差ボケ」「湿気差ボケ」が発生してる人もいるんじゃないか、、、、?が個人的見解です。
- 喉が痛くなる
- 鼻水が止まらない
- 肌が乾燥する
- なんとなくだるくて頭が働かない。
私はこのようなほんのりとした不調が、帰国後数日続きます。
(若いころは平気だったのになぁ。年のせいもあるかも)
シドニーは空気が乾燥しているので、湿度のある日本から帰った瞬間、顔がパリパリになったり、のどがやられたりすることも。
オーストラリア⇔日本、時差はラク、でも油断するなかれ
ちなみに、日本とシドニーの時差は最大で2時間。
(サマータイムの期間は2時間差で、通常は1時間差)
つまり、時差ボケはほぼゼロ。
日本時間のまま生活していても、仕事や連絡に支障はありません。
ヨーロッパや南米から一時帰国する人たちが「眠れない」「変な時間に目が覚める」「仕事の時間が逆」と苦しんでいるのを見ると、時差が小さいのは本当にありがたいと感じます。
でも、夏・冬の一時帰国は気温差で体調を崩しがちなので、違う意味で油断はできません。
結論:「時差」は頭にくる、「気温差」は体にくる
時差と気温差、どっちがしんどいのかな、、、と考えてみると、
- 時差は生活リズムにくる
- 気温差は体調にくる
どちらも油断できない。
どちらも大丈夫!という方もいるので、個人差が激しい事案なんだと思います。
シドニー↔日本を行き来する人間にとっては、気温差のほうが厄介です。
きっとシドニーの空港に着いたら、「寒っ!」って言うんだろうな。
そして、次の一時帰国のときには、また同じことをやるんだと思う。
そんなことを思いながら、空港へ向かう日が近づいています。