オーストラリア入国時の荷物検査の厳格化! 持ち込み禁止品でビザの取り消しも

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オーストラリアは世界でも有数の持ち込み禁止品目が厳しく定められている国です。入国審査での持ち物や国外からの郵送物は「ボーダーセキュリティ」(国境保安)で厳格にチェックされます。

 

2019年4月に「オーストラリア政府、本気出してきたな、、、」と思わざるをえないほど、入国時の荷物検査がさらに厳格化されました。

 

その内容をお伝えします。これからオーストラリアに訪れる方はぜひご一読ください。



オーストラリア入国時、持ち込み禁止物品の所持でビザキャンセル・入国拒否も

今まではオーストラリアに持ち込み禁止物品が税関で見つかったとしても、没収・または罰金での対応でした。

 

今回オーストラリア政府は移民法の改正を行い、入国時にオーストラリアへの持ち込みが禁じられている物品を申告しなかった場合、税関スタッフはビザのキャンセルできる権限を与えた、とのことです。

 

さらに、オーストラリアの検疫のルールに従わずにビザが取り消された場合、向こう3年間はビザ取得が不可能になります。

 

(参照:Migration Amendment (Biosecurity Contraventions and Importation of Objectionable Goods) Regulations 2019

オーストラリア観光の際は持ち込み禁止品や持ち込める量は必ず調べよう

せっかく観光で訪れたオーストラリア、持ち込み禁止品を持っていた為に入国を拒否されてしまった、、、、なんてことになったら悔やんでも悔やみきれません。

 

私も一時帰国の時は必ず「これはオーストラリアに持ち込めるんだっけ?」と持ち物はチェックしながら荷造りをします。(特に食べ物)

 

オーストラリアへ訪れる際は必ず以下の注意事項に目を通しておいてください。

※在日オーストラリア大使館「検疫」>>オーストラリアへの持込に関し注意して頂きたいこと

 

最近ですと「お米をオーストラリアに持ち込めるか」を調べました。

【関連記事】オーストラリアの米の持ち込みルールと現地で購入できるお米の種類

 

基本的に未開封の加工品で商業的に包装されているもの(スーパーやコンビニで買ったパッケージのまま)であればほとんどの品は持ち込み可能ですが、「白米はOKだけど玄米はNG」のような細かいルールもあるので自分で判断するのは危険です。

まとめ

オーストラリアは独自の動植物の保護や環境維持の理由から世界的にも検疫が厳しい国として知られています。さらに厳しくなった荷物検査でくれぐれもルール違反とならないよう気を付けましょう。

 

禁制品の持ち込みに対し、ビザのキャンセル・入国拒否といった厳しい罰則が新たに加わり、本当しゃれにならないペナルティの実施を開始したオーストラリア。

 

スーツケースを受け取るターンテーブル周辺で特別な訓練を受けたビーグル犬が乗客の荷物の中に検疫対象となる物がないか、匂いをチェックすることもあるのでズルはできません。