「オーストラリア料理」と聞いて何を思い浮かべますか?
オージービーフ、、、えーと他は何なんだろう?という方が多いのではないでしょうか。
旅先のグルメ情報は事前にチェックしておきたいですよね。この記事では存在感が薄いオーストラリア料理の代表料理と食文化の特徴についてお伝えします。
もくじ
オーストラリア料理って何がある?代表料理を紹介
オーストラリアの代表料理を以下に10種類紹介します。
ステーキ(オージービーフ)
広大な敷地でのびのびと育ったオーストラリアの牛肉「オージービーフ」はオーストラリア代表の料理として思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
オージービーフのブランドの中では歯ごたえのある赤身のAngus(アンガス)ビーフが人気です。
最近では柔らかい「WAGYU」(和牛)を売りにした焼肉店も増えてきました。
▼シドニー市内の焼肉店「無双」の和牛は絶品です!▼
カンガルーのお肉
カンガルーの肉は通称「ルーミート」と呼ばれ、オーストラリアではレストランで食べるだけでなく、スーパーマーケットで買うこともできます。
私は食べたことないので味はわかりませんが、「赤身の牛肉」に似ているとのこと。
カンガルーの玉袋で作った小物入れもオーストラリアの人気土産になっており、カンガルー、ちょっとかわいそうですね。
ミートパイ
ミートパイは2003年に元NSW州首相ボブ・カーにより「オーストラリアの国民食」として位置づけられました。
オーストラリアを開拓したイギリス人たちによって食べられ、そのままオーストラリアに根付いたそう。
シドニーのミートパイの人気店は数々の有名人・芸能人も訪れる「Harry’s Cafe de Wheels」市内ですとダーリングハーバー、ヘイマーケット(チャイナタウン近く)に店舗があります。
【ダーリングハーバー店】
【Haymarket店】
ハンバーガー
本場のオージービーフを使った専門店から、ファストフード店までハンバーガーのお店は街のあちこちにあります。
日本でもお馴染みのマクドナルドもオーストラリア独自のメニュー展開をしているので、ぜひチャレンジされてみてくださいね。
シドニーシティ内に3店舗を構えるメルボルン発のハンバーガーショップ「Grill’d Healthy Burgers」もハンバーガーの種類が多くおすすめです。シドニー市内中心のショッピングモール・ワールドスクエア内に店舗がありますのでぜひ!
シーフード
海に囲まれているオーストラリアは1年中新鮮でおいしいシーフードを楽しめます。
シドニーのフィッシュマーケットは水揚げ量が東京・築地に次いで世界第2位の南半球を代表する魚市場。
フィッシュマーケットでは購入した海老や牡蠣をその場で食べることができるので観光客にも現地の人々にも人気のスポットです。
オーストラリアのレストランやスーパーマーケットでは「バラマンディ」という白身魚が人気で、我が家でも焼き魚にしてよく食べますよ。
フィッシュアンドチップス
イギリスから伝わった「フィッシュアンドチップス」はレストラン・ビストロなどどこでも食べれるファストフード的な存在です。
からっと揚げた白身魚にたっぷりのポテトフライ(オーストラリアでは「チップス」と呼ばれます)の組み合わせにお店によってはサラダなどが付きます。
どちらも揚げ物でくどそうですが、意外とペロっと食べれるんですよ。
ビーツ(ビートルート)入りのサンドイッチ
鮮やかな赤紫色の根菜「ビートルート」(略して「ビーツ」と呼ばれています)はサンドイッチの具やステーキの付け合わせの定番。
ほのかな甘さとビタミンCを多く含むことで人気の野菜です。
柔らかく煮たスライスされたビーツが入っている缶詰を使うことが一般的。ビーツから出た汁は洋服につくと落としにくいので注意が必要です。
ベジマイトトースト
オーストラリアの国民食といっても過言ではないベジマイト。主にトーストに塗って「ベジマイトトースト」として食されています。朝ごはんの定番ですね。
ベジマイトは日本でいう「納豆」のポジション。
イースト菌抽出物や塩を原料に作られていて、独特の塩辛さが苦手という日本人も多いのですが、ハマる方はハマるらしいです。(私は苦手)
Sushi
寿司ではなく「Sushi」です。
日本のお寿司が海外風にアレンジされてるものです。握り寿司ではなく巻き寿司を指すことが多く、中国系・韓国系のSushiショップがあちこちにあります。
海苔巻きのお持ち帰りのお店も街中にはたくさんありますので、小腹が空いたときはぜひオーストラリア風の「Sushi」を試してみてください。
オーストラリアの人気調味料「チキンソルト」
料理ではないのですがオーストラリアの定番調味料「チキンソルト」を紹介させてください。
我が家では主にポテトフライにかけるんですが、何にかけてもクセになるおいしさなんです。
スーパーマーケットで手に入りますので自宅用のお土産にもおすすめです。
▼チキンソルトの詳細はこちら▼
オーストラリア料理の新しい形「モダンオーストラリア」とは
「モダンオーストラリア」(Modern Australian)という料理のジャンルは一言で言うと、世界中の食文化が溶け合う「定型がない」お料理のこと。
多民族国家のオーストラリアには世界中のシェフが世界中の食材をつかって独創的な料理を提供しています。
モダンオーストラリアのレストランは高級路線が多いのですが、オーストラリアに来た時には一度は体験してみる価値があると思います。
モダンオーストラリアの具体的なお料理を説明することが難しいので、気になる方は以下の「モダンオーストラリアレストラン」のリンクをご参照ください。
>>The 30 Best Modern Australian Restaurants Sydney
オーストラリアの食文化の特徴:世界中のお料理が楽しめる!
オーストラリアの食文化の特徴はフィッシュアンドチップスやミートパイなどイギリスから受け継がれているものが多いこと。
さらに移民が集まる多文化国家なので、世界中のおいしいものが集まるのもオーストラリアの食文化の特徴です。
私は東南アジア(主にベトナム・タイ・マレーシア)のレストランによく行きます。
週末のブランチはベトナム人のおっちゃんが切り盛りする食堂で無心でフォーをすする。 pic.twitter.com/nHVI6UxdXH
— ふくちゃん@シドニー引きこもり (@fukuchan5818) October 13, 2019
マレーシアの麺料理、具沢山のあんかけライスヌードルのランチ。
量が多くて美味しくてお手軽価格。
外食はマレーシア、タイ、ベトナム料理ばかりで、オーストラリアっぽいもの食べてないな。 pic.twitter.com/BSkZv9Y4AZ
— ふくちゃん@シドニー引きこもり (@fukuchan5818) September 27, 2019
普段、通っているレストランを以下の記事にまとめたのですが「オーストラリアらしさ」はほとんどないラインナップになってしまいました。(逆にオーストラリアっぽい?と思っていますが)
観光でシドニーにいらっしゃる方はチェックしてみてくださいね。
【関連記事】【シドニーB級グルメまとめ】在住者が通うお手頃レストラン17選【随時更新】