歯ぎしり対策のマウスピース(ナイトガード)を歯医者で作成 その一部始終の報告

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一時帰国の間、日本で歯医者に通っていました。その際に、歯ぎしり対策用のマウスピースを作ってみたんです。

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初日の歯科検診で、先生が私の口の中を見て、

「かなり歯ぎしりをしてますね~」と一言。

 

ふくちゃん
はいっ!寝ているときに歯ぎしりがうるさいってパートナーに言われます。歯を見ただけでわかっちゃうんですか?

 

歯医者の先生いわく、「歯ぎしりをしている方は、歯がすりへる、亀裂がはいる、歯周病の歯がぐらつく、などの症状が見られる」とのこと。

 

ほっておくと、歯が根元から抜けてしまうこともあるそう。

 

パートナーから、

タムタム
明け方、ふくちゃんの歯ぎしりがうるさくて目が覚めちゃったよ、、、

と、言われるのも嫌だし、、、、

 

ここはいっちょ、先生がおすすめする睡眠中に歯ぎしりから歯を保護する「ナイトガード」(マウスピースみたいな口にいれるやつ)を作って様子をみよう!と、マウスピース治療を始めてみることにしました。

 

歯医者さんでのマウスピースの作り方や受け渡し期間、費用、使い心地などをまとめていくので、歯ぎしりに悩む方、これからマウスピースを作る方はぜひ読み進めてください。



歯医者で歯ぎしり対策のマウスピース(ナイトガード)の作成はちょっとつらかった

マウスピースは各自の歯の形やかみ合わせの「型」を取らなければなりません。

 

作成手順は、

①大きな歯型(金属っぽやつ?)を口に入れて、ピンク色のスライムみたいな液体を流しこんで、私の歯型をとる。

②ピンクスライムが固まったら口から出す。

③マウスピース職人が私の歯型をもとにナイトガードを作成

の、3ステップ。

 

①の時、歯科衛生士さん「はーい、大きな口開けて~」

私「オエェェェ」(だって、普段思い切り大きな口あけて、大きなものを口に入れることってないでしょ)

 

②の時、歯科衛生士さん「はーい、ちょっと冷たいよ~」といってピンク色のスライム流し込む。

私「まずーい」(おいしさは期待しちゃいけないのだが)

※もうこの時点でいっぱいいっぱい。口に型を入れられ、変な液体流し込まれて、もういったい何の罰ゲームだよ!?という気分になりました。

 

③1分ほどで変な液体が固まる。歯科衛生士さんの「はーい、じゃぁ、取り出しますね~」の声を待ち望む長い1分。(意外と短時間で固まる物質みたい)

 

ふぅー、やっと終わった、、、と思ったのもつかの間、

歯科衛生士さんの「はーい、今度は下の歯の型を取りますね~」

 

、、、、まじか。

 

ってのを、上の歯、下の歯、かみ合わせ部分、と3回繰り返します。

 

終わってみるとあっという間。ちょっとだけ我慢が必要ですが、これで歯ぎしりから歯や歯茎が守られるんだから、頑張って耐えましょう。

マウスピースの受け渡しは1週間後、取り外しの方法も教えてくれました。

1週間後にマウスピースが出来上がりました。見た目は半透明でかなり固い素材でできています。

 

受け渡しの際に、取り外しの方法を教えてもらい、その場で2,3回「つける」「はずす」の練習をしました。

 

前歯に合わせてマスピースをあてて、奥歯で固定する感じ。ぴたっ、かちっとおもしろいようにはまるので、難しいことはありません。

 

苦労して歯型をとっただけあって、私の歯にぴったりです。

歯ぎしり対策用のマウスピース(ナイトガード)のお値段

15000円ほどでした。

 

(※私の場合、海外在住で日本で健康保険がないので、歯科治療の全ては10割負担となります)

 

保険適用で4000円~。

 

歯ぎしりや歯、歯茎の状態によってお値段は異なりますので、参考程度に。

 

 

歯ぎしりが気になる方は、一度歯医者さんで検査のついでにマウスピースのお値段をきいてみると良いかと思います。

歯ぎしり対策用のマウスピースのお手入れ方法。注意事項

マウスピースのお手入れ方法

①朝、起きてマウスピースを外したら、水洗いをして汚れや唾液を洗い流します。

②清潔な布やティッシュなどで水気をふき取るか、干して水分を蒸発させるかして、完全に乾かします。

③専用ケースに入れて保管。

 

マスピース専用の洗浄液もありますが、水洗いでも何の問題もないそうです。

マウスピース着用時の注意点

①最初の頃はマウスピースが口に入っている状態に慣れないため、夜寝つきが悪くなったり、よく眠れない、という症状が起きるかもしれない。

 

その場合、「眠れない」ことがストレスとなるので、睡眠不足になる前にマスピース着用はストップして歯医者さんに相談しましょう。

 

※というお話を聞いたので、初日はドキドキしながらマウスピースを付けて眠りましたが、特に口の中に異物が入っていることは気にならず、ぐっすり朝まで眠りました。

 

②マスピースを着用する際に、頬のお肉をはさまないように注意

こちらはマウスピース初心者さんにありがちな失敗ですが、教えてもらった通りに着用すれば大丈夫。ほっぺのお肉をはさんだら痛そうだから気を付けなきゃですね。

まとめ

歯ぎしりは「睡眠中のクセ」と軽くとらえて放置しておくと、重大な健康被害を起こす可能性があります。

 

歯ぎしりをしているときに歯や歯茎にかかる力は自分の体重以上になることもあるそうで、歯がすり減ったり、歯周病の歯がぐらぐらしたり、最悪、歯の根っこが割れてしまうことも。

 

私は朝起きると顎が痛い、という症状があり、顎関節症を発症したことやパートナーからの指摘、そして歯医者さんからのすすめで、マウスピース(ナイトガード)で歯の負担を軽減する対策をとることにしました。

 

これで歯や歯茎が守られる、という安心感が得られるので、気になる方は歯医者さんで検診を受けてみてはいかがでしょうか。