国際結婚カップルの夫婦間の味覚の違い・食文化の違いの対処法

※当サイトでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。




夫婦間で味覚の違いや食の好みが合わないことは小さな問題に見えますが、毎回の食事でどちらかが一方が我慢している状態は長く続けることは困難です。

 

日本国内でも関東と関西では味付けは違うし、ましてや国際カップルとなれば生まれた国や育った環境がまったく違うので「味覚の歩み寄り」は国際結婚の必須項目となるのです。

 

マレーシア人パートナーのタムタムと暮らし始めた当初、

タムタム
お料理は僕に任せて! ごはん作るの大好きだから!

と、料理が趣味の彼はなんとも心強いことを宣言してくれました。

 

しかし、私はタムタムの作る料理は辛すぎたり、慣れない味がしたり、日本の食文化を誤解していたりで、

ふくちゃん
やばい、、、せっかく作ってくれたのにもりもりおいしそうに食べることができない、、、

 

と食事の時間に「どうしたものか、、、」と考えることがよくありました。

 

共同生活が長くなるにつれ、「味覚の違いの歩み寄り」についてはクリアできてきたんじゃないかな。

 

今回はマレーシア人パートナーとの味覚の違いや食文化の誤解の一例や、対処法についてお伝えします。



辛い物、辛い調味料は「あとのせ方式」を採用

マレーシア人のタムタムはお料理は基本的に辛くないと物足りなくて、肉じゃがにもおでんにもパスタもなんでもかんでも辛くします。

 

辛いものの食べ過ぎでお尻のトラブルを引き起こしたこともありました。

唐辛子好きなマレーシア人 辛いものの食べ過ぎでおしりが痒い・痛い! さぁどうする?

2018.05.16

 

お料理の途中で辛い調味料を入れるのではなく、タムタム用の料理を盛り付けた後に「鷹の爪」「七味唐辛子」など辛い調味料をあとのせしています。

 

ここでのポイントは、

「せっかく味付けしたのに、、、」と嫌な気分にならないこと。

 

煮物や焼うどんなどにどばどば唐辛子をかけられても、

ふくちゃん
私が美味しいと感じる味とタムタムが美味しいと感じる味は違うんだよね!

 

とサラっと流しましょう。

献立に困った時は味付けもへったくれもない手抜きディナー

「手抜きディナー」またの名を「素材の味をいかしてるディナー」だったら、味覚の違いがあっても問題にはなりません。

 

茹でた野菜や目玉焼き、フライドポテトだったら簡単ですぐにできるし、味付けを気にしなくていいので、面倒くさい時、忙しい時のディナーはこんな感じです。

日本の食文化を誤解しているエピソードと対処法

 

日本人=寿司好き、と勘違いしている外国人はうちのタムタムだけではないはず。

 

日本人は寿司を毎日食べる!? 外国人パートナーの勘違いエピソード4例

2018.06.20

 

彼一人で出かけると高確率でお寿司のお土産を持って帰ってきます。

 

それが夕飯を食べた後でも、深夜でも、「食べちゃおっかな」という気持ちになるので、やっぱり日本人はお寿司が好きなのでしょうね。私の食い意地と胃の大きさも関係しているのかもしれませんが。

お寿司とおにぎりの区別がつかないタムタムはおにぎりに対して「醤油とわさび」が必要なんじゃないかと勘違いしていたようです。

 

このような食文化の誤解に遭遇したときは、

  • 笑って感謝
  • 笑って説明
  • 笑って済ませる

 

がベストの対応です。

 

このような食文化の勘違いは多々あることなので、その都度楽しむように心がけています。

味覚の違いだけじゃなくて、全てにおいて歩み寄り・妥協・解決方法探る努力は必要

受け入れらないものははっきりと伝える、相手の言い分も受け入れる。その中で妥協案なり解決方法を探ることは育った環境が違う二人が一緒に暮らしていくうえで不可欠です。

 

私が好きな食べ物をタムタムは苦手だったりするし、それを「なんで?」「どうして?」と深く考えることも意味のないことです。

中華系マレーシア人が好む日本料理10選 えっ!? 寿司が苦手って嘘でしょ? 

2018.05.21

 

パートナーは家族といえども赤の他人、育った環境や文化が違えば日常生活の中でズレが生じることはいたしかたない。

 

それでも一緒にいたいと思えば、少々の妥協はなんともないんですよ。むしろおもしろい。外国人との生活は苦労が多そうと思われがちですが、私は毎日楽しく過ごしていますよ。