オーストラリアのカフェやベーカリー、スーパーでよく見かける立方体のスイーツ「ラミントン」(Lamington)
ラミントンは「オーストラリアの国民的スイーツ」と言ってもいい存在です。
今回は、そんなラミントンの正体と、なぜここまで愛され続けているのかを紹介します。
もくじ
オーストラリアのラミントンとは?
ラミントンは、
- スポンジケーキ
- チョコレートソース
- ココナッツフレーク
この3つでできた、とてもシンプルなお菓子です。
四角くカットしたスポンジケーキをチョコレートにくぐらせ、その上からココナッツをまぶしただけ。
デコレーションも映え要素も、ほぼありません。
だからこそ「日常のおやつ」として長く愛されています。
ラミントンの発祥はクイーンズランド州|偶然から生まれた説も
ラミントンの発祥の地は一般的にはクイーンズランド州とされています。
名前の由来は、19世紀末のクイーンズランド州知事
「ラミントン卿(Lord Lamington)」
有力な説は、
余ったスポンジケーキが乾燥してしまったため、チョコレートに浸し、ココナッツをまぶして出したところ好評だった、とのこと。
いかにも「実用主義」なオーストラリアらしいエピソードです。
ジャム&クリーム入りが定番?地域で違うラミントン
ラミントンにはいくつかバリエーションがあります。
・クラシックタイプ
スポンジ+チョコ+ココナッツのみ
・ジャム&クリーム入り
スポンジをスライスし間にストロベリージャムと生クリームを挟む
オーストラリアでは後者の方が「定番」と感じる人もいます。
ラミントンの味は?
ラミントンは、
- 驚くほど繊細でもない
- 最新トレンドでもない
- 食べて感動するタイプのスイーツでもない
でも、
- 甘すぎない
- 日常的なおやつにぴったり
- スーパーでお安く買える
そんな安心感のある味です。
海外から来た観光客が、
「オーストラリアといえばラミントン!」
とテンションが上がるかというと、そうじゃないような気がします。
だからこそ、
本当に「生活に根付いた国民的スイーツ」といえるでしょう。
ラミントン専門のカフェ:Tokyo Lamington
シドニー・ニュータウンにある Tokyo Lamington(東京ラミントン) は伝統的なラミントンを、現代的にアップデート。
オーストラリアの国民的スイーツをベースに、日本的な感性や遊び心を掛け合わせたラミントン専門店です。
- 柚子
- 抹茶
- 黒ごま
など、「これもラミントン?」と思うようなフレーバーが並びます。
色使いもポップで、見た目はかなりフォトジェニック。
Tokyo Lamington店舗詳細
- 住所:277 Australia St, Newtown NSW 2042
- 栄養時間:7:00~20:00
- 公式サイト:Tokyo Lamington
Marrickvilleにも系列店があり、ラミントンに加えて、パンやパイなども扱うベーカリー色が強い店舗です。
ちなみにNewtown、おすすめカフェやレストラン多いです。
▶シドニーの人気ヴィーガンカフェ【COMECO FOODS】グルテンフリードーナツも絶品
まとめ:オーストラリアのラミントン
ラミントンは、オーストラリアを代表するスイーツではあるけれど、決して「特別感」で勝負するお菓子ではありません。
でも、
スーパーに当たり前のように並んでいて
学校や地域イベントで登場して
コーヒーと一緒に何気なく食べられている。
そんな生活の中に溶け込んだ存在だからこそ、長く愛され続けてきました。
伝統的なラミントンも、Tokyo Lamington のような進化系ラミントンも、どちらも「今のオーストラリア」を映したお菓子。
もしオーストラリアでラミントンを見かけたら、「国民的スイーツだから」という理由よりも、
日常のおやつとして一度食べてみるくらいがちょうどいいのかもしれません。


