海外在住者・マイナンバーなしでも送金できるワイズを使ってみた

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海外在住者のマイナンバー問題、一番のネックは「日本の銀行から海外送金ができないこと」

 

2019年の通常国会で海外在住者もマイナンバーについての改正案が提出される、とのことですが、いつ実現されるかは今のところわかっていません。

【関連記事】海外在住者のマイナンバー制度が変革の時か!? 海外送金や銀行口座の問題が解決の動きへ

 

そんな海外送金の不便をくつがえす「Wise(ワイズ)」

(旧トランスファーワイズ)

 

ワイズはマイナンバーを持たない海外在住者(日本の非居住者)でもネットで簡単に海外送金ができるサービスです。

 

今回、日本の口座からオーストラリアの口座にワイズを利用して海外送金してみました。

  • 手数料は銀行より安い
  • シンプルで簡単な手続き
  • 送金のスピードも速い
  • ウェブサイトで「自分の資金が今どこにあるのか」も一目瞭然

 

ということで、マイナンバーなしでもスムースに海外送金をすることができました~!思ってたよりめちゃ簡単!なんでもっと早く使わなかったんだろう、、、、

 

ワイズの海外送金の流れを画像入りで詳しく解説しますので参考になればうれしいです。

 

>>トランスファーワイズ公式サイト



ワイズの使い方:事前準備

ワイズを利用する前に以下のものをお手元に準備しておきましょう。

  • 資金を受け取る銀行の詳細(口座番号・支店番号)
  • 身分証明書(運転免証かパスポート)

 

※住所確認のためにワイズから日本の実家に4桁の暗証番号が記載された郵送物が届きます。郵送物を開封して、暗証番号を伝えてくれる家族の協力も必要です。

STEP①ワイズのアカウント開設

トランスファーワイズのウェブサイトのトップページで必要事項(メールアドレスと任意のパスワード)を入力して「Sign up」をクリックします。

STEP②送金したい金額と通貨を入力

私は日本の銀行口座 ⇒ オーストラリアの銀行口座に送金しました。送金元と送金先の国の通貨を選び、送金金額を入力します。

 

※後からキャンセルもできますので、登録作業を進めるために仮の金額を入力しておいても大丈夫です。

「マイナンバー提出しなさいよ」とメッセージが表示されますが、気にしないで「Continue」をクリック

 

 

個人的な送金のか、ビジネス用の送金なのか聞かれますので、「Personal」(個人)を選択します。

STEP③あなたの情報を入力

名前、生年月日、電話番号(+61はオーストラリアの国番号)カタカタで名前を入力。

 

名前はローマ字とカタカナで2回入力するので注意してくださいね。

 

引き続き在住国の住所を入力し、「Continue」をクリック

STEP④誰に送るかを選択

「Myself」(自分自身)、「Someone else」(自分以外の誰か)、「Business or charity」(法人か慈善事業団体)を選びます。

 

自分から自分への送金なので「Myself」を選択。

STEP⑤資金の受け取り銀行の詳細を入力

振込先(受け取り側の銀行)の詳細(口座番号・支店番号)を入力し、「Confirm」をクリック。

STEP⑥身分証明書をアップロードして本人確認【重要!】

ここから身分証明書の確認になります。「Start Verification」をクリックして開始しましょう。

 

 

 

「マイナンバー」「マイナンバーの通知カード」「マイナンバーが記載された住民票」を選択できますが、どれも持っていない海外在住者は「Don’t have any of those」をクリックしてください。

 

「現在、日本に住んでいますか?」との質問が表示されます。ここは「No」を選択します。

 

「現在日本に住んでいないこと、日本の非居住者です」との宣誓に「Accept」をクリックします。

 

日本国籍ですか?の質問は「Yes」を選択。

 

すると、「日本の運転免許」「日本のパスポート」「住基カード」を身分証明書としてアップロードできる画面になります。

 

私はパスポートを選びました。スマホで顔写真のページと住所が記載されているページを撮影し、アップロードします。

 

アップロードの注意事項を確認して「Upload」をクリックします。

注意事項

  • 日本で発行されたパスポートであること
  • 期限切れになっていないこと
  • 現在住んでいる住所が記載されていること
  • ケースははずしておくこと
  • 詳細がクリアに見えること、を確認してください。

 

身分証明書のアップロードが完了したら「Continue」をクリックします。

 

 

 

登録した日本の住所に住所確認のための郵送物が2~4日ほどで届く旨が表示されます。

 

中身は4桁の暗証番号が同封されています。暗証番号をトランスファーワイズのマイページで入力することで住所確認が完了します。

STEP⑦送金の目的を選びます

送金の目的を選択します。私は「生活費」として送金手続きをしました。

生活費であれば「General monthly living expenses」授業料なら「Tuition fee or studying expenses」

STEP⑦送金内容、利用規約の確認

内容が間違ってなければ「Confirm and continue」をクリック

 

 

利用規約を確認し、赤丸の部分にチェックを入れて「Confirm」をクリックします。

STEP⑧支払い方法を選ぶ

日本から海外への送金は銀行振り込みしか選べません。

 

ネットバンキング、テレフォンバンキング、支店へ出向いての振り込みから選びます。

STEP⑨ネットバンキングでトランスファーワイズの口座に振り込み

私は念のために身分証明書の本人確認手続きが完了したら送金しようと思い、「I’ll transfer money later」(後で送金する)を選びました。

 

※本人確認・住所確認が完了する前でも送金することは可能です。実際に受け取り口座に海外送金されるのは、確認手続きが済んでからになります。

STEP⑩身分証明書の確認&住所確認が完了後、送金手続き

身分証明書のチェックは口座登録後、数時間後に「完了しました」のメールが届きました。

 

住所確認の郵送物は3日後に到着。実家の母に4桁のアクティベーションコードをLINEで教えてもらい、ワイズのマイページから登録。

 

アクティベーションコードを入力し、住所確認が完了したところで、トランファーワイズへ振り込みを行いました。マイページから振り込み先の詳細を確認できるようになっています。

 

トランスファーワイズの海外送金の流れはマイページで確認できます

私が今回、日本からオーストラリアへ送金した際の手続きの流れです。

  • 1月4日 口座開設
  • 1月4日 身分証明書の確認完了
  • 1月7日 アクティベーションコード到着
  • 1月7日 ワイズがお金を受け取る
  • 1月8日 オーストラリアの口座に着金

 

初回は身分証明書の確認、住所確認で時間がかかりますが、ワイズが入金を確認してからオーストラリアの口座にお金が届くまではたった1日でした。

トランスファーワイズの仕組み・手数料が安い秘密は?

今までの銀行を利用しての国際送金の手数料がぼったくりに思えてしまうほどトランスファーワイズの手数料は安いんです!

 

日本円からオーストラリアドルの場合の手数料は送金額の0.6%+100円。送金する国によって異なります。

 

計算するのが面倒くさい方がほとんどかと思うので、トランスファーワイズのウェブサイトで自動計算してみてください。

 

で、ですね、なぜこんなにトランスファーワイズの国際送金の手数料が安いのかというと、それは「ボーダレス銀行」だから。

 

いまいち意味がわかりませんね、、、、。つまり「送金したい人同士をマッチングしている」「国際送金ではなく国内送金だから」という理由なのですが、それでも私はトランファーワイズの仕組みはよくわかりませんでした。

 

私のしどろもどろの説明をここでだらだらと書くより動画を見てもらった方がトランスファーワイズの仕組みについてはわかりやすいかと。

ワイズは「安い・早い・安全」ってことで全力でおすすめ

もう銀行の海外送金は使っちゃダメ!と声高々に叫びたいほどワイズの手数料の安さ、手続きの迅速さにほれ込みました。

 

でもね、大切なお金です。国をまたいでちゃんと送金できるのかな?とその安全性は不安になるポイントですよね。

 

トランスファーワイズの安全性もばっちりなんですよ!

 

現在、全世界に3億人以上の利用者がいて、毎月約20億ポンド(3000億円ほど!)の送金を行っている会社です。各国の厳しい基準をパスして資金移動業者として認められています。

 

日本ではヤフーや楽天、LINE payといった大企業と同じ資格を持つ会社なので安心して利用してくださいね。

 

海外在住者のマイナンバーのモヤモヤは「海外送金ができないこと」でしたが、ワイズがサクっと解決してくれて、本当にありがたいです。

 

>>トランスファーワイズをチェック!